「ちょっとだけなら」「楽勝」って子どもの前でしょ!コロナ禍の運動会でルール違反の保護者が続出

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:44
プロフィール:蚊が出てきて庭に出るのが苦痛になってきました...。

「ちょっとだけなら」「楽勝」って子どもの前でしょ!コロナ禍の運動会でルール違反の保護者が続出 47.jpg

先日中学生の息子の運動会がありました。

我が家が住んでいるのは地方ですが、やはりコロナの影響を大きく受けています。

緊急事態宣言は出ていませんが、コロナ患者が急増中ということで、運動会の参観は各家庭の保護者1名のみとなりました。

クラスと名前の書かれた許可証が学校から配られ、首にかけているのを校門でチェック、敷地内に入るという流れです。

3日前に参観人数の制限が決まったため、夫は有休を取っていましたが仕事へ。

私1人で見に行くこととなりました。

しかし、そんなルールを無視した親がたくさんいたんです。

息子の中学校は敷地の周りがフェンスで囲われています。

フェンスの周りは歩道なのですが、そこにたくさんの親がいました。

少しずつ間隔を開けてズラーっと並んでいます。

車社会なので歩道を使う人は多くはありません。

しかし、公園へ行く小さな親子連れやスーパーへ買い物に行くために手押し車を押すご老人はいます。

ルールを破って見ている人たちは、邪魔になっているとは思わないのでしょうか。

さらにひどかったのは「忘れ物を届けに来たんです~、届けるだけなんで~」と言って、許可証を持たずに入り、そのまま居座る親です。

旦那さんが許可証を首にかけて入っていて、奥さんが校門で上記のことを言い、スマホで電話を掛け合って合流していました。

「楽勝、楽勝」と奥さんはウキウキした様子で言っており「中学校最後の運動会なんだから絶対見ないとねー!」と喜んでいました。

校門でチェックする先生やPTAの善意を利用するなんて、あくどすぎると思ってしまいました。

他にも私語厳禁とお便りプリントには書かれているのに、敷地内外のあちらこちらで、ママ友同士の会話に花を咲かせている保護者も多かったです。

本人たちもきっとルール違反の意識はあるのでしょうが、「ちょっとだけなら大丈夫」と思っているのでしょう。

運動会の種目が減っていて残念な中、一生懸命がんばる生徒たち、コロナの中でも感染対策を考え運動会を開いてくれた先生たち。

保護者として、子どもを持つ親として、ルールは1人1人がきちんと守るべきだと私は思います。

夫婦で息子の運動会を応援したいという気持ちは私たちにだってありましたが、ルール違反をしてまで見たいとは思いません。

だからこそ、ルール違反をしている親を見てなんだかモヤモヤした気持ちになってしまいました。

今回の保護者たちの行動で、来年は運動会の中止や無観客運動会になっても仕方がないなとも思ってしまいました。

コロナにならなければ気づかなかった人間の身勝手な一面を見た気分でした。

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