こんにちは!あぽりです。
夫と大学生の娘と社会人の息子(一人暮らし中)がいます。
そして通いで介護している母がいます。
前回の記事:面会は週に1回、10分だけ! わかってはいたけど...コロナ禍の入院は大変だぁ!/あぽり
肝臓の数値が悪くて入院することになった母。
その入院初日の出来事です。
あまり長居は出来なかったので、持ってきた荷物を置いたり、持ち帰る物の整理を手早くしていました。
脱いだ服を持ち帰るか置いていくかの話をしていた時に、自分がパジャマを着ている事に気が付き、「誰かに勝手に脱がされた!」と騒ぐじゃありませんか!
「誰が脱がしたの! もう、いやらしいわね!」
って...いやいやいや、誰も脱がさないから!
自分で着替えた事を忘れてしまい、着替える所をその目で見ていた看護師さんが説明してくれました。
たったこれだけの短い時間でも不安な要素がいっぱいで...!
ついさっきまで一人暮らしをしていたのに、急に怪しい言動をし始めたので、一気に認知症が進んでしまったのかと思いました。
面会は週に一度、10分だけ。
少ししか会えなくなるから1人で頑張るんだよ!とエールを送ると
「そんなに来れないなら来なくていい」と言われました。
何がなんでも来る!
私の心配事は、認知症が進むかもしれないということ!
入院中はほとんどのことを病院側がやってくれるので、至れり尽くせりなんですよね。
それは大変ありがたいことなのですが、高齢だと、脳に刺激がなくなり認知症が進んでしまうことがあるのだ。
以前入院した時は期間も長かったので、今よりも症状がひどく、入院していた間のことも、見舞いに来てくれた人のことも、お世話になった先生のことも、全部すっかり忘れてしまった。
覚えているのは「入院していた」という事実だけで、なぜ入院していたのかも覚えていなかった。
今、ずいぶん落ち着いて生活を送ってくれていたので、このタイミングで入院してまたあの時のようになってしまうのではないか...と心配事の一つでした。
それ以外にも、動かない事による筋力の低下、今よりもっと歩けなくなるのではないか、など、身体的な面の心配もありました。
高齢者の入院は、病気の心配はもちろんのこと、それ以外の心配も多い。
面会の予約はナースステーションで おこなわれていました。
帰りに予約を取ろうとしたら、室内に面会者が一人しかいないようにずいぶんと配慮された仕組みになっていることが分かりました。
今の時代、入院出来るだけでもありがたい。
さらに10分でも面会出来るだけでありがたい。
今回の入院で、このご時世の中、母は恵まれた状態で入院出来ているのだと痛感致しました。
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