同居する祖母・きみ子、73歳。「私のお財布盗ったでしょ!」...元看護師でバリバリ仕事をしてきた祖母が認知症に!? 認知症への知識もなく、これからの生活はどうなる...? そんな恐怖と不安を抱える日々を孫・さとみ目線で描き、Twitterに投稿されている"ほぼ実話"の介護マンガを元にした『嫌いから可愛いになった私のおばあちゃん ~認知症介護実録~』より、認知症発覚から治療開始までのエピソードを連載形式でお届けします。
【前回】プライド高い元看護師の祖母。娘と孫が実行した「認知症の検査」を促す作戦は.../認知症介護実録(3)
●登場人物紹介
祖母の「認知症に対する拒絶」は、異常なほど強い。
それはもしかしたら、介護制度がなかった時の介護や、認知症に対する認識の差があったからかな、と。
私が物心ついたころには「認知症」と呼ばれていたし、介護制度も既にあったんだよなあ。
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