ブログ「キッチン夫婦」を夫婦で書いている妻のべにゆうです。
前回の記事:夫が50歳を過ぎて新しい事業に挑戦! 休みなしの悪戦苦闘の日々に思うこと/キッチン夫婦
前回の体験記で書いたのですが、日々忙しかったりお店が遠かったりして買い物に行けない人たちにむけて「パンや野菜を定期的に届ける仕事」を夫と二人で始めた。
夫が10年前の大震災を経験してからずっと思い描いていた"やりたい仕事"でもあり、その思いはとても強い。
ただその時まだ夫と出会ってもいない私としては、"思い"はわからなくはないが、頭で理解しよう理解しようと考えながらついてきているような状態だ。
昨年の夏から準備を始め、今もなおその思いの深さには溝があるように感じてしまう。
さて、自分たちが始めた仕事を知ってもらうために、初めて新聞折込を入れた土曜日の朝。
私は本業の会社が休みでベランダで洗濯物を干していた。
すると夫が「電話は常に持ってないとだめだからね!」と会社用の携帯電話を持ってきて私の脇に置いた。
イライラが発生。
そうした方が良いのはわかってはいるけど、気分が悪い。
部屋に置いたままではあるけどベランダ続きの部屋だし、鳴ったら聞こえるし!
電話がとても苦手だと言う私に会社用の携帯電話を常に携帯しろとは!!
休みの日の洗濯物ぐらい心穏やかに干させて欲しいんだ!
別の日も私が電話を部屋に置いたまま別の場所にいるのに気がつくたびに持ってきて脇に置く。
でもですね、置いてるといっても家にずっと居る時で、離れている距離といったら数メートルなんですよ。
「はぁーっ! もう電話なんか捨てるぞ!」って感じになる。
私は小さいころからずっと電話が苦手だということは夫も知っているはず。
夫の方がこの事業のこと把握しているし、話すのが得意な方だし、だいたいいつもなんで? ってくらいいっぱいしゃべってるし、だからこの会社にかかってきた電話は夫に出て欲しかった。
けど、夫は運転中のことが多いし、問い合わせ外のことで対応しなきゃないことも多く、結局のところやはり私が担当するしかないみたい。
仕事上必須で逃げられない。
あ~でもわかっていても、電話脇に持ってこられるとついイラッ!とする。
電話を投げつけたい思いに駆られたこともあり....
ちなみに誰にも投げつけたことはありませんよ。
なんだかんだ言っている私ですが、夫が正しい。
この電話は注文や質問をしたいお客さんがかけてくることがほとんどだから、すぐ出るに越したことはない。
そう、すぐに出る。
必ず出る!
私は別の仕事もしながらなので、どの電話鳴った?とたまに混乱してしまう。
なんで私が電話2つ持ち歩かなきゃないのよ~と思いながらも、今では自宅内でもなるべくジャケットを着るようにし、電話をそのポケットに入れて持ち歩いている。
半ばあきらめがついたようだ。
頑張るしかない。
そんなこんなしているうちに夫は毎朝の朝食に加え、夕食用に作り置きまで作ってくれるようになりました。
旬を味わえるとっても香りのよい"ふき"を使ってのひと品です。
『ふきと油揚げの煮物』
材料(4人分)
ふき...12本程度
昆布出汁...300ml
砂糖...大さじ3
酒...大さじ3
淡口しょうゆ...大さじ2
みりん...大さじ1
塩...適量
作り方
(1)ふきは塩をふって板ずりをし、長さをそろえて切り、熱湯で1~2分ほど茹でる。
(2)冷水にさらしてから、水けを拭き取り、根元から皮をむく。
(3)5cmくらいに長さに切る。
(4)油揚げに熱湯をかけて油抜きをし、短冊切りにする。
(5)鍋に出し汁、油揚げを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にする。
(6)酒、みりんを加えて落し蓋をし5分程度煮て、淡口醤油を加えて味がしみ込むように煮る。
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