こんにちは。
ブログ「キッチン夫婦」を運営している妻のべにゆうです。
前回の記事:私の実家に引っ越して半年。底冷えする田舎で、夫が作ってくれる「温かい朝食」/キッチン夫婦
昨年から東京で働き始めた息子。
その息子は年末年始の帰省を諦めた。
お正月を会社の寮で一人で迎えるかも知れないことになるのはかわいそうだと思ったが、こちらの状況から慎重にならざるを得なかった。
田舎であること。
夫、私の両方の両親とも高齢、基礎疾患も持っているのでそうすることにした。
夫が「会いたいなぁ」「会いたかったなぁ」とつぶやくと、私がなぜか申し訳ない気持ちになった。
でもどうしたらいいんだ、考えれば考えるほどはっきりとした正解もわからず過ごした年末年始。
そんな時息子から嬉しい誘いが!
「久しぶりに顔見て話したいし、スカイプで話そう」と言ってくれた。
人生初めてのオンライン通話。
使ってみると想像してたより、自然に話せるもんだった。
表情を見られると全く違うなぁと感じた。
いいものですね。
これからも息子とスカイプで話したいし、他の人とも話したいと思った。
息子は本来は寮に食堂があるのですが、コロナの影響で閉鎖になっているので、小さな簡易キッチンで食事を作っているそうだ。
お米もなくなったからと、10月から2回送った。
最初はすぐに食べれるものや缶詰等を送っていたが、息子が多少料理をしていると知ってからは、里芋などの保存できる野菜も送った。
「平日は疲れててほとんど作れないけど、休みに作り置きしたりしてる」と息子。
「作り置き!? 作り置きまでしてるんだ! ちゃんとやってるんだねぇ」
夫は「俺たちが作り置きとかしてるの見てたからかなぁ」と、自分達の姿を見てだろうと想像し、嬉し気な様子。
そして「電気調理鍋は便利だから使ってみたら? これで調理した里芋が特に美味しくてさ」
と話をしたら、約1週後には「電気調理鍋買ったよ。それで送ってもらった里芋とレシピで里芋カレー作った。普通に旨かった」
"普通に"というところにやや引っ掛かりながらも、おすすめの里芋でおススメの料理を同じように息子が作ったことは嬉し過ぎる感じだった。
そんなところで 「じゃあ朝はどんなもの食べてるの?」と夫が聞いたら「朝は食べてない。そんな腹空かないし」と言う息子。
「えっ、なんだよ、俺が毎朝作っておまえ毎朝食べてたのに。食べなくてもいいの...えぇなんだかなぁ....」とだいぶ複雑な心境になった夫なのでした。
スカイプでの3回目の会話の最後の方には「もうしゃべることない」と言われてしまった。
夫は、息子の顔を見て話せた嬉しさ、同じものを作ってくれた嬉しさ、それと共に若者の心の移り変わりの早さを感じたようでした。
今回は『電気調理鍋で作った里芋カレー』の紹介です。
里芋がとろんとして美味しいです。
材料(約4人分)
鶏むね肉...350g
里芋...6個
にんじん...1個
玉ねぎ...1個
ルー...100g
水...500cc
作り方
① 里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切ってボウルに入れ、塩(小さじ1分量外)を加えて手でもんでぬめりを取り、水でよく洗って水気を切る
② 里芋はそのままの大きさまたは半分に切り、にんじんは乱切り、玉ねぎはくし切りにする
③ 鍋に肉と野菜、水を入れてセット
④ カレールーは細かめに砕いておく
⑤ 圧力ピンが下がったらカレールーを入れて余熱で溶かし、混ぜ合わせて出来上がり
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