<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:46
プロフィール:最近、自宅のテラスでのバーベキューにハマっている我が家。いろいろなものを焼いて食べるのが毎週末の楽しみです。
私は46歳、一つ年下の夫と、10代の娘との3人暮らしをしています。
今から15年以上も前のこと、新婚当時に暮らしていたマンションのお話です。
居住用のマンションと、企業が入居しているオフィスビルは用途別に分かれているのが一般的だと思います。
しかし、私たちが入居したマンションは、なぜか一般の住居とオフィスが混在していたのです。
そのマンションの我が家と同じフロアには、うち以外に2部屋がありました。
どちらも同じ某企業が借りていて、1部屋は事務所、もう1部屋は倉庫にしていた様子。
商品の販売業をしている企業らしく、物の搬入と搬出がとにかく多い会社だったのです。
そのうえ、廊下などの共用部にも、商品を置きまくります。
会社が忙しそうな時期には、エレベーターホール前がダンボールでいっぱいなんてことも。
注意しても全く効き目はなしで、目に余る状態でした。
勤務している人たちは、長年そのような運用をしてきたようです。
なぜ今更注意されなければならないのか、おそらくその会社の人たちはそれさえ理解できていなかったのではないかと思います。
また、入居当初は気にならなかったのが、昼間の騒音でした。
我が家は共働きのため、昼間は夫婦ともに家を留守にしていました。
しかし、そのマンションに転居後、私の妊娠が発覚。
その後、妊娠中に一時的に自宅療養することになったため、日中の騒音がひどいことが判明したのです。
ドアを開閉する大きな音や、エレベーターホールでの大声の会話。
ひっきりなしにダンボールの出し入れや、配送業者の出入りもありました。
自宅でゆっくりと静養するはずが、とてもではないけれど、心を落ち着けて過ごせないことが分かりました。
改善をして欲しいと伝えても、状況がよくならないのは目に見えていました。
妊娠中だった私は、ムダな争いにパワーを使う余裕はなかったんです。
そのため、早々に引っ越すことを決断しました。
通常は2年の契約で入居したマンションでしたが、事情を話すと、管理会社も途中解約に同意してくれました。
すぐ近所に転居先を見つけて、さっさと引越しを済ませました。
入居前には気にならなかった企業と住居のフロア共有。
実は、入居者にはとてもストレスフルな環境だとわかって、勉強になりました。
後にそのマンションの管理人さんと話をする機会があり、我が家の後に入った人とも、某企業はトラブルになっていたと教えてくれました。
早々に見切りをつけて転居してよかったと思っています。
関連の体験記:結婚に反対した長女が泣いている...。次女の彼氏との顔合わせで見えた「父子家庭で育った姉妹の絆」
関連の体験記:年末年始の悲劇...!新婚夫婦の1LDKの家で4泊5日していった義父母
関連の体験記:違和感はあったけど...義母を一人、病院へ送り出した後に鳴った「一本の電話」/なとみみわ
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。