<この体験記を書いた人>
ペンネーム:こと子
性別:女
年齢:48
プロフィール:夫(46歳)・長男(13歳)の三人家族です。私はパートタイムで働いています。
コロナ禍のため、主人(46歳)も私(48歳)も東北の実家に帰省することを見合わせて早一年。
先日、義母(68歳)と電話で話をしたところ、義実家と同市内に住んでいる夫の弟家族も、我が家と同じようにまったく顔を見せていないということでした。
「子どもたちが小さい頃は子どもを預けにしょっちゅう来てたのに、今はこっちが手伝って欲しいことがあっても全然来てくれなくてねぇ」
義母はそうぼやいていました。
義弟(45歳)は四人家族で、20歳と18歳の息子がいます。
義妹(45歳)は正社員としてずっとフルタイムで働いているため、息子たちが小学生の頃、習い事や塾の送迎などは当たり前のように義母に任されていました。
義弟夫婦はそうやって人に頼るのが上手な、世渡り上手なタイプの人たちなのです。
私はこの義弟家族にモヤモヤしています。
コロナ以前の話になります。
私たち家族が帰省する時は、義父母が義兄と義弟の家族にも声を掛け、総勢13名で食卓を囲むのが恒例行事でした。
買ってきたオードブルなどもありますがほとんどの料理は手作りで、義母と義実家の隣家に住んでいる義姉(50歳)が食事の用意を始めます。
そのため、私は義実家に着くと休む間もなく食事の支度の手伝いをしなければなりません。
夕方から酒盛りを始める男性陣を横目に「新幹線に乗ってくるだけでもけっこう疲れるんだけど」と内心では思うのですが、嫁が手伝わない訳にもいきません。
1時間以上かけて食事の支度を終えた頃、義弟家族がひょっこりとやってきます。
義妹は「〇〇のケーキを買いに行ってたら遅くなっちゃってー」と悪びれる様子もなく近所にあるケーキ屋のケーキを持ってキッチンに顔を出し、何一つ手伝う事はありませんでした。
それに対して義父母は「△子(義妹)はいつも美味いケーキを買ってくるから気が利く!」と大喜びしていました。
そして義弟の2人の息子たちはというと、ろくに挨拶もせずリビングのソファーにどかっと腰を下ろし携帯ゲームを始めます。
ですが夫が子どもたちに小遣いを渡すと「ありがとうございます!」と途端に手のひら返しで機嫌が良くなるのです。
さらに驚いてしまうことに、義弟家族は食事の時間が終わると「この後、人に会う予定があってさ...」などと言って片付けもせずにさっさと帰ってしまいます。
これが毎度の事なので、「義弟家族はなんかずる賢い人たちだな」とモヤモヤとしてしまいます。
本人たちは上手に立ち回っているつもりなのでしょうが、私は図々しい義弟家族のことが苦手です。
コロナ禍で人と会う機会が減り寂しいことが多々ありますが、義弟家族に会わなくて済むことだけは平和で良いことだわ! と思っています。
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