<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:46
プロフィール:花の写真を撮影するのが趣味の私。たくさんの花が咲くのが楽しみです。今年はミモザの撮影に挑戦!
私は46歳、一つ年下の夫と、10代の娘との3人暮らしです。
私は夫との夫婦仲は良好です。
夫は子煩悩で仕事も真面目、お酒とスポーツが大好きで、明るく陽気な性格です。
いつも優しくいつまでも子どものような心を持ち続けている、純粋で穏やかなところを魅力に感じていて、これからも添い遂げるつもりです。
夫婦喧嘩になっても、だいたい私が一方的に怒って、夫は主に聞き役。
私は自分の言いたいことを言えばスッキリするタイプなので、夫婦喧嘩を引きずることもありません。
普段は、文句の付けどころのない夫です。
しかし実は、この結婚は失敗だったかな? と思う瞬間があるのです。
それは、私が体調不良になった時のこと。
私は婦人科系の疾患を持っているので、生理の際にとても体調が悪くなります。
もちろん、生理は毎月のこと。
体調不良は生理の数日前からはじまり、最低でも1週間は続きます。
しかし、私の体調が悪くなると、夫の機嫌が悪くなるのです。
初日は問題ありません。夫もすすんで家事を引き受けてくれます。
しかし、2日目にはちょっと面倒そうになります。
そして3日目には「まだ治らないの?」と機嫌が悪化。
夫には悪いと思いながらも、体調の悪い時期の私にはどうすることもできません。
結婚した時から、夫には私の持病について詳しく説明してあります。
手術をするほど重症ではないことも、薬が体に合わないため対処療法しかないことも、そして、毎回の通院の結果も知らせています。
私が体調を崩す期間は、あらかじめ予想が可能です。
そのため、毎月その時期が近づくと、私は食事を作りため、家事をまとめて済ませ、体調が悪く動けなくなっても大丈夫なように準備をしておきます。
とはいえ、体調を崩して数日経つと、どうしても家の中の掃除が行き届かなくなったり、洗濯物がたまったりしてしまいます。
私は自分で言うのもなんですが几帳面なタイプで、普段しっかり掃除をしているため、自分でも「ああ、ちゃんと掃除できていないな」と感じます。
夫も普段の環境に慣れているだけに、少し汚れているだけで気になってしまい、不機嫌になるのかもしれません。
今は人生100年時代です。
私も夫も、大病を患わない限り、今後数十年は生きていくはず。
夫婦ともに歳を重ねていくことで、お互いにだんだんと体調が優れなくなるのは目に見えています。
私は、これから更年期と呼ばれる時期を迎えます。
そうなると、毎月の生理よりも長い期間、体調不良が続く可能性だってあるのです。
正直、夫と生活を共にしながら、更年期になるのがとても怖いと感じます。
普段はとても優しく夫としては満点の人。
しかし、私の体調のせいで機嫌が悪くるたび、この結婚は失敗ではなかったかと思わずにはいられません。
夫に将来の介護を絶対にお願いしたくないと思ってしまうのは、仕方ないことですよね。
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