<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:40
プロフィール:50歳の夫と二人暮らしの主婦です。
少し前のことです。
用事があり出かけた帰りの夜の8時半頃、近所の公園を通ると、ビール片手にママ友会をやっている6、7人くらいの集団がいました。
周囲には子どもを遊ばせており、全員マスクはしていませんでした。
その時は緊急事態宣言の真っ只中。
私は夜は外出しないので分かりませんが、お店が8時に閉まるせいで、公園や駅前のベンチなど、屋外で少人数で飲む人が増えているようだとは聞いていました。
ママさんたちもお店で外食するのではなく、公園で集まっているのかなくらいに思っていました。
3密を避けながらいつもの暮らしを維持するために、みんないろんな工夫をしているんだなと思いましたが、ママさんたちはかなり大きな声でしゃべっています。
「あんまり大声で話すのは飛沫が飛んで危険なのでは?」
そんなことを思いながらも、近くを通ると盛り上がって話しているママさんたちの声が聞こえてきたのですが、その話の内容にびっくり。
「私は不倫は大賛成なの!」
「私も賛成!」
「セックスなんてヨガと一緒! 健康のため!」
「キャハハ、その通り!」
こんな話を大声でするんなんて、こっちがヒヤヒヤしてしまいます。
おそらく自宅の近くの公園なので誰が近くで聞いているか分からないし、通行人に聞こえる大きな声で話しています。
旦那さんやお姑さんに聞かれたらどうするんだろう...それに、周りで遊んでいる子どもにも聞かせる内容ではありません。
私が子どもの頃、大人の見ていたドラマで覚えた「不倫」などの言葉を口にすると「そんな言葉どこで覚えたの! 子どもが言うことじゃありません!」と怒られたものです。
子どもがいる前で「不倫」「セックス」なんて...うちは子どもがいないので分からないけれど、最近はそれが当たり前なのかな、とモヤモヤしてしまいました。
仕事から帰ってきた夫に聞いてみたら、「あの人たちね〜、毎回いるんだよ。たぶん同じメンバーだと思う」とのこと。
「しかもこの間、家の近くまで帰って来て会社に忘れ物したのを思い出して取りに行って帰ったら、まだいるの。いつも結構な大声だし、話の内容も噂話とか誰かの悪口、あとは不倫がどうのこうのとか下ネタとか。もうすごい下世話でびっくりだよ」
夫もあきれていた様子です。
緊急事態宣言下でしかも感染が急拡大していて、毎日感染の記録を更新しているような時期でした。
そんな時に寒空の下、屋外だからといって多人数でマスクなしで密になって大声で騒くのはどうかと思うし、喋っている内容はどう考えても不要不急です。
こんな様子で感染は収束するのかなと...不安になってしまいました。
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