訪問介護を拒否して、気軽に私を呼びつける父。「お前に迷惑はかけない!」って言ったよね!?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ぴっぴ
性別:女
年齢:42
プロフィール:小学生の子供が二人いるパート主婦です。

訪問介護を拒否して、気軽に私を呼びつける父。「お前に迷惑はかけない!」って言ったよね!? 18.jpg

遠方で一人暮らしをする実父(68歳)とは子供の頃から不仲でした。

シンプルにいうとモラハラをする毒親です。

社会人になって実家を出てからは距離をとっていましたが、2020年に父ががんになりました。

母がすでに他界し身内は私だけなため、同意書や保証人、手術の立会いなどは私が対応しました。

その際、父に借金があることが発覚し困り果てましたが、体力に自信がある父はお金の面でも介護面でも「お前に迷惑はかけない!」と怒鳴るのです。

治療が終わったら働くからといっても年齢も年齢ですし、体調が万全でないなか働き口はあるのか不明でした。

しかし、働かなければ借金返済ができないため、父もそう言うしかなかったのかもしれません。

あとは父が自分でなんとかする、ということでいったん話を終えました。

そんな父ですが、術後の体調が悪く入退院を繰り返しています。

実家はエレベーターなしの公団住宅なので、階段の昇り降りだけでもう難しいようで、1人で暮らすのがなかなか厳しい状態です(手術を受ける当初から予想していたことでしたが)。

私としては施設を探すなりしてほしいのですが、年齢が若い上に本人が絶対に嫌だと受け入れません。

そこで、医師も私も訪問介護を受けるようにすすめたら、こちらも断固拒否。

退院の条件として訪問介護をするようにと医師がキツく言うと、しぶしぶ受け入れてくれてホッとしました。

病院側にいるソーシャルワーカーさんを中心に地域包括支援センターの方が色々と取り仕切ってくれ、遠方にいる私がなるべく関わらなくていいようにとご配慮いただいました。

しかし、父はこの訪問介護を「お金がもったいないから」と退院している間自分で断ってしまったのです。

月1万円程度なのですが...。

その後体調を崩し再入院したのですが、その際に医師も私も初めて断ったことを知りびっくりしてしまいました。

訪問介護をやっていれば、今回のように救急搬送前に病状を把握できたのに、なにをやっているんだと。

そしてまた訪問介護をつけるようにというと、「意味がないからいらない!」と怒ります。

その後も入退院を繰り返していますが、父は具合が悪くなると、私に車で迎えにきてくれ、そして病院に連れて言ってくれと連絡してきます。

実家まで渋滞なしでも車で2時間、その後病院まで1時間です。

平日だったらもちろん仕事を休む必要があります。

タクシーを呼ぶお金が勿体無いので、奴隷のように動く私を当たり前のように使っているのでしょう。

「お前に迷惑をかけない」なんてどういうつもりで言ったのか、父の考えが謎です。

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