「引退宣言」した義父が後継ぎの義兄の経営方針に口出し! お願いだから親子喧嘩に巻き込まないで...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:43
プロフィール:夫と2人の子どもとの4人家族。夫の実家で義父母のお店を手伝いながら、半同居をしている主婦。

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義父(71歳)は16歳で調理の道に入り、32歳の時に自分の店を開きました。

1階が店舗、2階が宴会場、3階を住居にし、開店当時は周囲にレストランがなかったこともあり、とても賑わっていたそうです。

夫(47歳)と双子の義兄(47歳)、義妹(41歳)が幼少の頃は、義母(68歳)と2人だけでは手が足りず、使用人も数名雇っていたと聞きました。

その後、夫達兄妹が成長し、義兄は義父の後を継ぐため調理師となり、数年他の店で修行をした後、実家の店で働いています。

現在は義父、義兄、私、女性のパートさんでお店を回しています。

約40年間、仕事一筋だった義父ですが、70歳の誕生日に色々思うことがあったのでしょう。

ある日こんなことを言いだしました。

「これからは、自分も趣味を見つけたり、母さんと旅行に行ったり、余生をゆったり楽しみたいと思っているんだ。それと終活も考えてるんだけど、まず第一弾として、店の経営を〇之(義兄)に任せることにしようかなって。まぁ、店には出られる時は出るけども第一線からは退こうかなって」

その場にいた義母、義兄、私が賛成すると、せっかちで思い立つと一気にやり終えないと気が済まない義父は、店の権利譲渡などの事務的な手続きをあっという間に終わらせました。

そして、わざわざ皆を集めて「引退宣言」までしたのです。

私はお店が大好きな義父がすんなり引退するとはと思いませんでしたが、義兄は義父が引退したら、色々と変えていきたいと思っていたので張り切っていました。

そして引退宣言から3カ月過ぎた頃、義兄から相談を受けました。

「コロナで来客数も減ったからデリバリーを始めようと思うけど出来ると思う?」

「収入も減っているし、相変わらずお義父さんは、毎日お店に出ているから大丈夫だと思うよ」

私の賛成で勢いづいた義兄が、そのまま義父にデリバリーの件を話しましたが、なぜか引退して「義兄に任せた」はずの義父が大反対したのです。

「そんなのやる必要ない! うちは味で勝負の店なんだから、食べたい人はコロナだろうが来るから大丈夫だ」

「親父は古いんだよ! コロナで潰れていく店がどんどん増えていくんだから、生き残る手段を考えないとダメなんだよ! 

親父が必死に守ってきた店を俺が潰すわけにはいかないし、とにかくデリバリーを始める準備をするから協力してくれよな」

義兄はそう言って、翌日からデリバリーを始める準備に取り掛かりました。

その場では引いた義父ですが、言い負かされて根に持ったようです。

「〇之は自分の店になったと思って調子に乗ってるんだよな。人を古物扱いしやがってさ、あいつは商売を簡単に考え過ぎなんだよ」

そんな文句ばかり言って、全く義兄を助ける気がないようです。

義兄もことごとく自分の言うことに反発してくる義父に嫌気がさしているようで、今は義父と必要最低限しか口を効かない状態です。

親子喧嘩はいいけれど、店ではやめて...私まで巻き込まれそうで困っています。

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