<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:46
プロフィール:暖かい地域在住ですが、今年は珍しく降雪し、銀世界で遊ぶ娘の写真や動画をたくさん撮影。良い思い出になりました。
私は46歳、一つ年下の夫と10代の娘との3人暮らしです。
私の職場にはAという同僚がおり、同じ年頃の子供がいることもあって、話が合う仲です。
お互いに部署が一緒になったり離れたりしながらも、もう10年近くも親しくしてきました。
ランチを一緒に食べることもあるし、時には休日に家族ぐるみで出かけることもあります。
2021年を迎えた新年のある日、私はAからのLINEメッセージを受け取りました。
そうだ忘れてた、私もAにあけましておめでとうメールを送らなきゃ! と思って開いたメッセージに、私はびっくりしてしまいました。
そこには新年の挨拶とともに、自分が最近出会った「信頼できる霊能者」についての紹介が書かれていました。
「霊能者」なんていう存在は、テレビか本の中だけのものだと思っていた私。
突然の「霊能者」の登場に、状況が把握できず大混乱してしまいました。
Aはこれまでそんなそぶりは全くなかったのですが、どうやら最近その霊能者に出会って、急速に信頼を寄せるようになったとのこと。
悩みらしい悩みもなく、穏やかに生活しているように見えたA。
そのため、Aが霊能者という存在の助言を受け入れたということ自体が、私にとってはとても意外な気がしました。
そしてなぜか、その霊能者から私へのアドバイスももらってきてくれたそうなのです。
新年早々、突然のスピリチュアルな話題...私は驚くだけでした。
私自身は、霊的な話やスピリチュアルな話題に、全くといっていいほど興味や関心がありません。
信じていないというわけではないですが、霊を見たことがないので、信じられる根拠がないというのが率直な感想です。
Aが信頼する霊能者からの私へのアドバイスは、「一昨年亡くなった私の祖母が私を守ってくれている。感謝して生活するとよい」といったなんとも無難なもの。
霊能者だからこそできるアドバイス、といったほどでもなく、ありがたみがあるアドバイスだとは思いませんでした。
もちろん、詳しく聞いてはいませんが、Aがその霊能者を信じるようになったのは、それなりの理由があったのだと思います。
また、Aが私のことを気にかけてくれ、私に対するアドバイスをもらってきてくれたことに関しては素直にありがたいと思いました。
LINEでは、とりあえずアドバイスをもらったことへのお礼だけを伝えました。
年明けに職場で会ったAは、これまで通りに見えました。
しかし、もしも今後、Aからその霊媒師の元に通うように言われたりしたら嫌だなと、少しビクビクしながら過ごしています。
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