みなさんこんにちは!
ワフウフです。
前回の記事:「母の通帳なら私が預かってるから」姉のひと言で「激怒した父」。その主張は...⁉/ワフウフ
認知症になった母・あーちゃんの預金を手に入れようと試行錯誤する父・たんたんと、それを防ごうとする姉・なーにゃんとワフウフの戦いはここから激化の一途を辿ります。
しかし、父が母の預金通帳とカードの再発行をC銀行以外で出来なかったのには理由がありました。
母の唯一の写真付き身分証明書である「マイナンバーカード」は娘達が預かっていたため、
母が公的な手続きをするためには写真のない身分証明書を2種類持参する必要がありました。
そして、父は母の「後期高齢者医療証」と、「N病院の診察カード」(分厚いプラスチックに凹凸に名前が印字されたもの)の2つを身分証明書としてC銀行で預金通帳とカード、区役所でマイナンバーカードの再発行手続きをしました。
(A銀行ではOさんが再発行手続きを阻止してくれました)
恐らく後日、父は母を連れてB銀行へも預金通帳とカードの再発行手続きに行こうとしたに違いありません。
しかし、偶然のタイミングだったのですが...
父がC銀行と区役所に行った翌日の母の糖尿病の診察の時に、年に一度の健康診断の結果が出て、母の肺に影が見つかりN病院で検査を受けることが決まりました。
そこで、母が失くさないようにその場でN病院の検査の予約票と診察カードを預かったのです。
父がその診察カードを身分証明書として使っていることなど知らずに。
結果、父は身分証明書を持たない母の預金通帳とカードを再発行することが出来なかったのです。
父が母の診察カード入れを開けながら
とこぼすのを見て初めて事情を察した姉・なーにゃんとワフウフはニヤニヤしてしまうのを隠すのに必死でした。
後から分かったことですが、父は母の診察カードの再発行をする為だけにわざわざN病院に行ったようです。
そしてその時に母の肺の検査の事を知った父は、検査の日にわざわざ病院に診察カードがあるのかどうかをチェックしに来ました。
それも、検査に付き添ったわけではなく検査が終わって会計をする頃を見計らって病院に来ました。
父はあわよくばN病院の診察券を自分で回収しようとしたのだと思います。
でももちろん、診察カードは娘たちで預かりましたけどね!
父が母の身分証明書を手に入れること、ひいては母の預金通帳を我が物にするために如何に必死なのかが分かり、ゾッとしました。
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