あれ? 私達「誰か」の不幸を楽しんでる...? 72歳母との会話で感じた違和感の正体

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ゆり
性別:女
年齢:44
プロフィール:実母との関係に少々悩む44歳の専業主婦。夫と子ども2人の4人で仲良く暮らしている。片付けが苦手。

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母(72歳)と世間話をする時に、気がついたことがあります。

それは私が話している内容が誰かの不幸話にも関わらず、ぜひ母にはこの話を聞いてもらおうと、私自身が意気揚々と話していることです。

前はあまり気にしていなかったのですが、最近急に気づいてしまいました。

そしてその話を聞いている母の方も、どこか意気揚々としているように感じてしまうのです。

母は明るくて優しくて面倒見の良い人です。

定期的にランチをするお友達もいますし、人から信頼され好かれるタイプに見えます。

私が子供の頃は、時々人の悪口のようなことを言っていたような気もしますが、そこまで酷いものではなかったし、今はほとんど言わなくなったようです。

イライラしたり怒ったりすることもないですし、基本的にはとても良い人です。

それだけに、私がふと感じた違和感が気になって仕方がなくなりました。

不幸話に意気揚々としていると言っても、あからさまにそうなのではなく、後で母の受け答えを振り返ってみた時に、何となくそう感じるという具合です。

例えば、私が問題のあるママ友の愚痴、また、大変な目に遭ってしまった人の話をしている時に、身を乗り出すように聞き入っているように感じます。

そして、不幸話以外の会話には興味が無さそうな様子なのです。

私の方も無意識にそんな母の様子を感じ取り、そういう話を選んでいるような気がしています。

もしかしたらこれは、「他人の不幸話をすると母が喜ぶ」という子供の頃からの経験の積み重ねなのではないでしょうか。

ただ母は優しくて良い人であるという前提があること、またあからさまに他人の不幸を喜ぶようなわかりやすい嫌な人間という訳でもありません。

話を聞いている時は本当に心配そうにしているように見えることが、私を混乱させています。

ですが、最近夫の実家のトラブルを話した時に、はっきりと実感してしまいました。

母は親身になって聞いて意見もしてくれましたが、なんとなく楽しそうだったのです。

そして私の方も、配偶者である夫の家族の話だというのに、他人事のようにイキイキと母に話をしていました。

昼ドラを見るような感覚で、「他人の不幸は見ていて楽しい」などという本性があるのでしょうか?

他人の不幸は蜜の味という言葉があるくらいですから...。

しかし、長年一緒にいるうちの夫にはそういうところが微塵も感じられません。

だから、母に対しては残念に感じてしまうものがあるのです。

そして同類のような私自身についても。

まず自分がそういうところを改めないと、我が子達も同じになってしまうのではないかと心配になります。

自分のそういう部分を見つめ直していきたいと思っています。

母はあまり幸せな生い立ちではなかったようなので、悪意はないのだと思います。

ただ他人や、時には家族に対しても、他人の苦しみを理解することができない人であるように感じます。

母とはもっと違う会話を楽しみたいと感じるこの頃です。

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