<この体験記を書いた人>
ペンネーム:まろ
性別:男
年齢:41
プロフィール:コロナで閉塞感漂う生活の中で、妻が鬱になった41歳サラリーマンです。体調がよくなり、アクティブすぎる妻に心配してます。
2020年夏に、妻(37歳)が鬱になりました。
コロナ禍で生活が変化し、そんな中、若い俳優さんが亡くなったことにショックを受けた妻は、それがきっかけでだんだん部屋に引きこもるようになったのです。
思い込みやネガティブな発言、そして孤独を感じると盛んに口にするようになりました。
そこで3人の子供(中学生、小学生、保育園)と協力して、無理のないように声をかけ続けた結果、最近では以前のように笑顔も戻り、かなり回復しました。
体調が戻ると、パートの仕事を週5で始めました。
妻はもともとアクティブな性格ではありましたが、鬱になる前はたまにパートに出るくらいだったのに、です。
それだけでなく、鬱になる前から取り組んでいたメディカルアロマの資格取得のための通信講座も受講を続けていました。
資格試験ですからテスト勉強も大変で、部屋にこもってずっと勉強をしている時もあります。
バイタリティ溢れる妻に戻ってよかったと思うのですが、「こんなにアクセル全開でぶっ飛ばして大丈夫?」とどうしても心配にもなります。
前以上にパワーアップしているような気がするからです。
パートの仕事も残業がある日も出てきており、妻は比較的ベテランのため、任せられる仕事も多いよう。
他の人よりも忙しいようです。
「大変ではあるけれど、人に頼られるのは悪い気はしない」
そんな風に仕事の話をよく楽しそうにしてくれるので、大丈夫なのかなと思うのですが...。
ただ、「人が変わった?」と感じてしまうこともしばしばあります。
まず、ずっと辞めていたタバコを再び吸うようになったこと。
飲みに行くと、泥酔して帰ってくるようになったこと。
仕事終わりに、映画を見に行って帰りが夜遅くになる日が増えたこと。
こういったことは、以前の妻はしませんでした。
もしかすると、本当は回復しているのではなく、鬱の影響なのではないかと不安になります。
もしかすると、鬱から一転して躁状態になったとでもいうのでしょうか。
そのように忙しい日々なので、妻が子供と接する時間が以前よりも減ってきてしまっています。
一番下の子と寝るのもほとんど私になりました。
妻は自分の部屋で寝ます。
たまに下の子の隣に来て寝ることもあるのですが、まあほとんどありません。
とても活動的な日々を過ごすようになり、部屋に引きこもっていた時よりは良かったと思うのです。
ですが反面で、どうしても違和感が拭えません。
こんな妻ですが、これって普通なんでしょうか?
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