<この体験記を書いた人>
ペンネーム:まるおじ
性別:男
年齢:52
プロフィール:専業主婦の妻と高校生、小学生の子供2人の4人家族。単身赴任中で月1、2回自宅に戻る生活が3年ほど続いています。
「向こうで買い物した時のレシートを持ってる?」
3カ月ほど前のある日、単身赴任先から帰ってきた私に40代半ばの妻がこんなことを聞いてきました。
今までそんなことを言われたことはなかったので少し驚きました。
「だいたい貰わないよ。どうせ貰ってもすぐに捨てるし」
「今度からは必ず貰って持って帰ってきてね」
今までそんなことを言われたことがなく、不思議に思い理由を聞きました。
すると、レシートのデータを送ると買い物に使えるポイントが貯まるアプリがあり、それを友人に教えてもらったので、我が家でもポイントを貯めたいとのこと。
妻の話によると、その友人は色々なアプリを活用して日常生活でポイントを貯めているそうです。
レシート以外にも毎日歩くだけでその歩数がポイントになるアプリ、お店に来店するだけでポイントが貯まるアプリ等があり、合わせて毎月数千円分のポイントを貯めているという話でした。
普通に日常生活を送るだけでお金になることに驚くとともに、早速私もポイントを貯めることに全面協力することにしました。
まず第一目標として、自分でお金を出すのはもったいないが、あればいいなと思っていたロボット掃除機を購入するためにポイントを貯めようと決めました。
そして、2人でポイント集めをする生活がスタートです。
妻は友人のアドバイスを受け、車でスーパーに行っていたのをやめて徒歩で買い物に行くことで歩数ポイントをゲット。
さらにお店への入店ポイント、買い物のレシートポイントを貯めることにしました。
一方、私は通勤時に勤務先の一駅前で降りて、歩いて職場に行くことで歩数ポイントを。
さらに昼食時やちょっとした買い物でも必ずレシートのポイントを貯めるようにしました。
最初のうちは面倒な割に貯まるポイントが少ないため、妻に内緒でこっそりやめてしまおうかと思ったのはここだけの話です。
しかし、だんだんポイントが貯まってくると楽しくなっていき、天気の良い日など「もう一駅歩くと○○ポイントゲットできるぞ!」と思えるようになりました。
帰宅時に駅から自宅まで歩くのさえ苦痛だった、少し前の私からは信じられないくらい健康的な生活を送るようになったのです。
妻も同じで、最初の頃は重い買い物袋を抱えて自宅まで歩くのが大変でギブアップしそうになっていたのだとか。
それが最近はこまめに毎日買い物をすることで、荷物を減らしつつより多くのポイントをゲットすることが快感になってきたと言います。
そして、歩き続けたことで思わぬ収穫もありました。
ここ数年は夫婦揃って腰痛が悩みの種だったのですが、毎日歩くことで少しずつ改善してきたのです。
目標のポイントまでの道のりはまだまだ遠いですが、ポイント、健康の一石二鳥を目指し、これからもポイント集めに精を出していこうと思っています。
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