「絶対来るな」と言ってすぐ「いつ会える?」...コロナ情報に揺れるひとり暮らしの76歳義母

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:くあら
性別:女
年齢:53
プロフィール:コロナが収束したらあれがしたいこれもしたいと夢膨らむ50代。

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義母は76歳。

我が家から高速道路を利用して1時間強ほどのところに一人暮らしをしています。

新型コロナウイルスの流行前は月に1〜2度は行き来していたのですが、ここのところは控えています。

それというのも、義母は1日中テレビのワイドショーを観ているからか、やたらとコロナ関連のニュースに詳しく、義母自身の性格もあって感染者の増減を非常に気にしています。

非常事態宣言が発令された時は「絶対外に出ないほうがいいよ!」と電話してきました。

そうは言われても、夫は完全テレワークというわけにいかず、仕事に出かけなければいけません。

「はいはい、分かりました」と適当に受け流してはいるのもの、たびたび電話をかけてきては「コロナ、かかってない? みんなちゃんと消毒してる?」と気にするのです。

けれど、多少感染者数が減ってきて、外食や観光をしている人々が増えたとの情報を耳にすると話は一変。

「いつになったら遊びに来てくれるの? もう何カ月も会ってないわよ」

そう責めるように言ってきます。

「〇日ならいけるかも知れないから、また近くなったら連絡するね」

仕方がないので夫と休みを合わせて、帰省する予定を組む私達。

ところが、数日して感染者の増加を知ると、今度は「そっちの方で増えてるみたいだから、やっぱり来ないで」と、コロコロ気分が変わるのです。

住んでいる場所がやや離れているとは言っても、義母は同じ県に住んでいます。

でも、またテレビを観る以外することがなく退屈になると、来ないことに文句を言ってくる繰り返し。

「そっちは娯楽がたくさんあるからいいかも知れないけど、こっちは何もなくてつまらない。なのに孫の顔も見せてくれないなんて...」

いやいや、「来るな」と言った舌の根も乾かないうちに「なんで来ないんだ」と非難されも...。

いったいどうして欲しいんだ? と言いたくなります...まあ、言いませんが。

今の状況は誰にも「絶対」ということがわからず、一人暮らしの義母が不安に思うのはもっともだと思います。

けれど、テレビの情報に一喜一憂し、怒りや不安をこちらにぶつけられても戸惑うばかりで、何もしてあげられません。

「もう大丈夫」と断言できる(日が来るかどうかもわかりませんが)まで、どうかお義母さん、ドラマでも観てのんびり過ごしてはくれませんか?

そう願うしかないのです。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

テレビ電話でもかけてあげれば?わざわざ嫁の愚痴に現金届けてくれるようなお義母さんの希望を少しは叶えてあげたらいいと思う。
心配して声をかけすぎるとお節介になってしまうし、距離をあけ過ぎると「どうして…してくれない?」となりますよね それは、認知症とか関係無く同じ様にこちらも色んな場面で人にやってしまっているかも知れません 不安になることが一番良くないと思うので、少し安心感を与えるだけで落ち着いてくれると思います 声のトーンでも変わりますし、面白い話とか、共通の話題とか、安眠できる動画を送ってあげる等…大丈夫、きっと想いは伝わりますよ(^^)

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