男性と2人で? 復活ディスコに通い詰める56歳同僚。「家庭を壊すつもりはない」とは言え心配で...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:52
プロフィール:52歳の兼業主婦。復活ディスコに行ってきました。

男性と2人で? 復活ディスコに通い詰める56歳同僚。「家庭を壊すつもりはない」とは言え心配で... 5.jpg

私たちの世代は、ちょうど就職したぐらいの時期にバブル時代を経験しており、大学時代や新卒の頃にディスコなどが流行っていました。

私自身はそういったお酒の席や騒がしい場所が少し苦手だったこともあり、誘われても断ることもありましたが、それでも思い出して語れるくらいには出入りしたことがあります。

あれから30年ほど経ち、すっかりそんな若かりし頃のことなど忘れかけていたのですが、以前勤め先で「復活ディスコ」が話題になりました。

数年前に東京の有名なディスコの復活が話題になってから、地方でもチラホラと見え始め、ついに職場の近くにもオープンしたのです。

私も同僚達に誘われて行ってみました。

雰囲気は昔と変わりません。

ただそこでお酒を飲んで踊って楽しんでいるのはもっぱら5、60代の人たち。

不思議な感覚にとらわれましたが、やはり心が弾みました。

後日、職場でも「大学生の頃の懐かしい感じがしてたまには良いね」などと、一緒に行った同年代の同僚達と盛り上がりました。

しかし、その中の1人の女性Aさん(56歳)が復活ディスコに通い詰めるようになりそこで出会った男の人と2人で会って楽しんでいるんだとか。

Aさんが独身なら職場のみんなも「そうなんですね。いい出会いがあって良かったですね」と言えたのですが、Aさんはなんと既婚者で大学生のお子さんまでいらっしゃるのです。

Aさんは日を重ねるごとに化粧や服装が変わっていきました。

もともと若い頃は、ボディコンのワンピースなどを来て派手に遊びまわっていたというAさん。

今までチークなど使っていなかったのに、「この色どうかしら?」とわざとらしく聞いてきたり、パンツスタイルが多かったのに、急に短めのスカートをはいてきだしたり...。

私たちも徐々に見た目が派手になっていくAさんに不安を感じていました。

ある日、「昨日も行ってきたの! 楽しかった~。若返る」と笑っていたAさんを見かねた同僚が「旦那さんには内緒なんでしょ? 大丈夫?」と問い詰めました。

「家庭を壊すつもりはないの。ただ、ずっと育児とかしてたから少し羽を伸ばしたいだけなの。頑張ってきたんだから、少しくらい昔を思い出して楽しいことしてもいいでしょ?」

Aさんは同僚の言葉に動じることもなく、笑いながらそう返していました。

家事、育児、仕事に翻弄されるのは、働くお母さんなら誰も同じですよね。

私もそうなので気持ちは分かるのですが、Aさんの場合、あまり良い方向に若返っているとは思えず、なんだか危なっかしいのです。

他の同僚たちと「連れていくんじゃなかったかも...」とちょっと後悔しています。

関連の体験記:「3万円でいいから...」アルバイト先で新人だった私の面倒をみてくれた先輩の「裏の顔」
関連の体験記:「既読にならない方、賛成でいいですね?」LINEが流行り始めたころの「PTAグループトーク」の悲劇
関連の体験記:夫が倒れて働きづめの私。進学を諦め、助けてくれた長女。並んで座った電車での何気ない会話に涙が...

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP