<この体験記を書いた人>
ペンネーム:シルキーロール
性別:女
年齢:53
プロフィール:専業主婦。夫57歳会社員、息子23歳会社員。
コロナ渦の最中ですが、先日、息子が朝起きて発熱を訴えてきました。
熱を測ると38度を超えています。
まさか...コロナ感染? 我が家に緊張が走りました。
息子は今年から医療系の営業をしていますので、病気、ましてや感染症だったら当然ながら仕事には行けません。
また、コロナだとすると、家族は濃厚接触しているし、もう感染しているのでは...などなどいろいろなことが頭をよぎりましたが、とりあえずは対応してくれる病院を探しました。
こういう時にはインターネットってありがたいですね、しみじみそう感じました。
息子は高熱の中、なんとか会社の上司に報告し対応を確認していました。
市民病院が対応してくれそうなので、私の運転で連れて行くのですが、コロナ禍では病院に行くものそう簡単にいきません。
病院への到着時間、車を駐車させる場所、病院入り口やトイレなどもすべて打合せをして指示を仰ぐのです。
もちろんコロナのせいで。
コロナ禍でなければ、隔離した部屋などに案内される程度でしょう。
まずは駐車場の車で待機1時間。
さらに防護服を着た完全装備の看護師さんによるPCRの簡易検査のようなもの。
そこからまたコロナの陽性か陰性を...結局、時間がかなりかかり、帰宅するまでに6時間かかってしまいました。
検査結果は陰性、コロナでなく水疱瘡とのこと。
水疱瘡も実は危険な病気で、免疫力が低い幼児やお年寄りには命の危険もある病気です。
感染力もそうとう強く、すれ違っただけでも感染することすらあると聞いてビックリです。
大人が感染した場合、高熱が続きます。
息子の場合は38度以上の熱が3日間続きましたが、一番つらかったのは発疹の痒みだったようです。
最初にいただいた薬では弱くて、熱と痒みで眠れないとのこと。
次の日に私が病院に行き、薬だけ強いものに変更してもらいました。
すると眠れるようにはなったのですが、痒みが止まらない。
驚くほど発疹の広がりが早いんですね。
初日に朝から一気に広がる水ぶくれや赤い点々、全身くまなく発疹が出てました。
人により多く出る場所とかが違うみたいですね。
私自身も幼少時に感染したようですが、あまりに小さい頃で記憶が定かではないので、参考になるような「なぐさめ」の言葉も出ません。
当然ながら夫も記憶なし、母子手帳にも何も記載なしでした。
結局、息子は会社も10日間、発疹が消えるまで休みましたし、1カ月以上経っていても赤い発疹の跡は少し残っています。
小さいお子さんだと「我慢して掻かない」と言ってもきっと搔きむしるのではなかろうか、と想像できました。
予防接種はもちろん効果もあって大切ですが、病気に対する免疫が残っているのかどうかも、大人になると個人差が大きく、薄い人としっかり残っている人といるみたいです。
息子は接種はしていたけれど、小さい頃にも水疱瘡にはかかっていなかったので、こんな大騒ぎになりました。
子育てももう終わりかなとホッとしていただけにかなり疲れました。
意外と無くなっていない水疱瘡、大人になってもご時世的にも大変です。
皆さんも注意してくださいね。機会があれば風疹などの免疫も一緒に調べてみてもよいのではないでしょうか。
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