<この体験記を書いた人>
ペンネーム:自転車ママ
性別:女
年齢:35
プロフィール:運動不足解消は、子供を自転車に乗せて公園めぐり!毎日クタクタになるほど親子で遊んでます。
私は35歳の専業主婦です。
休日に5歳の息子と近所の公園に遊びに行った時のこと。
人懐っこい息子はいつの間にか小学生の仲間にいれてもらい、子どもらしく元気に走り回っていました。
遊具の使い方一つにしろ、お兄さん、お姉さんの遊び方は、5歳の息子にとって刺激的!
ブランコで靴飛ばしをしたり、おいかけっこをしたり。
ちょっと危ないかなという場面もありましたが、子供から目を離さず見守っていました。
そこにやってきたのが、3歳くらいの小さい女の子を連れてきた、20代後半くらいのお父さん。
私も「小さい子がいるから気を付けてね」と子どもたちに声をかければよかったのですが......。
「あぶねーな! 周りをよく見ろよ!」
走り回る子どもたちに向かって強い口調で怒鳴ったお父さん。
突然のことに、子供たちもきょとん。
小さい子がいることはわかっているようで、近づかないように遊んでいたのに......。
子供たちが固まっている様子を見て、すかさず「すみません」と謝罪したところ「付き添いならしっかり見てろよ!」と再び怒鳴りました。
しかし、子供たちの輪に近づいて行ったのは、女の子の方なのにちょっと納得いきません。
お父さんは頭に血が上っているようなので、言葉を返すことはしませんでしたが、女の子は子供たちと遊びたかったのではないでしょうか。
確かに小学生の子たちは「やんちゃな遊び方」をしていましたが、息子には加減してくれていましたし、ケガをさせるような乱暴なことはしていません。
すっかり委縮してしまった子供たち。
なるべく関わらないように離れて遊ぶものの、当然、空気を読めないその女の子は、近づいてきます。
そのたびに「また怒鳴られるのではないか」と動きを止める小学生。
小さな女の子は臆病なのか、滑り台の階段をゆっくりゆっくり1歩ずつ登り、やっと登ったかと思いきや「怖い」となかなか滑れず。
結局お父さんが抱っこして降りてきました。
その間、小学生や、息子は待ちぼうけ。
ブランコも座れるものの、ちょっとでも揺れると怖い怖いの繰り返し。
子供は子供の中で育つもの。
お父さんが怒鳴り散らしたりしなければ、年上の子たちが手を貸してくれたことでしょう。
もし、私がこの状況では安全に遊べないと判断したら別の場所に移動します。
この親子が、先に遊んでいた子供たちの動きを止めてまで遊び続ける意味が分かりません。
さらに、子供たちの輪に入りたがっているのに、怒鳴り散らすことによって自分の子供が成長できるかもしれないきっかけを、遮断してしまったということに気づいているのでしょうか。
引くに引けなくなってしまったのかもしれませんが、みんなで使う公園だからこそ、大人は言動に気を付けなくてはくてはいけませんよね。
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