「そのスカートは短すぎ」小学生の娘とスカート丈の攻防、自分もかつてそう思われていたのか...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ayuko
性別:女
年齢:43
プロフィール:おしゃれに目覚めた娘と毎朝ファッションバトルを繰り広げる2児のお母さんです。

「そのスカートは短すぎ」小学生の娘とスカート丈の攻防、自分もかつてそう思われていたのか... 25.jpg

10歳の娘、6歳の息子、夫と4人で暮らす主婦です。

幼児期のバタバタは一山越えて、来春からは下の子が小学1年生! ほっと一息つけるかと思いきや、娘が思春期、反抗期の兆しが見えてきました。

もともとしっかりもののお姉ちゃん。

宿題など、なんだかんだでやらなくてはいけないことは済ませるし、やんちゃ盛りの下の子と比べるとあまり手はかからなかったのですが、違った意味で手を焼くように。

原因は私も娘も、洋服が大好きなこと。

以前は私が着せたいものを着せてきましたが、今は一緒に買いものに行き、ああだこうだいいながら楽しんでいます。

問題なのは毎朝、娘が登校前にクローゼットの前で仁王立ちして、コーディネートを考える時。

着替えが終わると、「このコーデ変じゃない?」と確認しにきます。

学校に行くだけなので「ちょっとそれじゃ、寒いんじゃない?」「今日は書道があるから黒いほうがいいんじゃない?」程度の口出しくらいしかしなかったのですが...。

ある朝、娘がいつものように「このコーデどう?」と聞きにきた姿に思わず「スカートが短すぎる!」と口出しをしてしまいました。

たっぷりとしたトップスに、しっかり太ももも見えるミニスカート。

確かにかわいいコーディネートではあるんだけど、下に短いスパッツを履いているとはいえ、親としては心配な服でした。

「スカート短すぎじゃない?」

「短くない」

「パンツ見えそう」

「スパッツはいているから大丈夫」

「短い」「短くない」の攻防を続けているうちに、私も同じやり取りを母親としていたなと思い出しました。

私としては、小学生は膝上丈くらいがちょうどいいと思っているのですが、娘は「下着が見えなければいい」という感覚のようです。

今でこそ「いかに露出をしないか」「お腹周りや足を隠すか」に重点を置いたファッションを選ぶ私ですが、10代の頃の私は、まだ痩せていて、身長も高くスタイルに自信を持っていました。

高校生の時にちょうどルーズソックスが流行りだし、ギャルブームが到来! 制服のスカートはウエストの部分を何度も折ってギリギリまで短くしていました。

もちろん短いスパッツは履いていたので「下着が見えなければいい」くらいの感覚。

今更ですが、私の母も「そんなスカートで大丈夫?」とヤキモキしていたことでしょう。

同時に、同じことをしてきたのだから私が娘のスカートのことをとやかく言う資格もないなと。

私と娘のスカートの丈論争もあと10年は続くと思います。

当時の自分を思い出し、身体は冷えていたし、危険な目にもあったことがあります。

ミニスカートはかわいいけれど、こういうこともあるんだよと、自分の経験談も交えて娘に話をするつもりです。

洋服が好きな私の母も、祖母に同じようなことを言われたことがあるのか今度聞いてみようと思います。

娘も大人になった時に、同じ話を自分の子供にするのかなと思うとクスっと笑ってしまいます。

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