<この体験記を書いた人>
ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:49
プロフィール:10代20代はオシャレ命、今は外見にお金かけるより美味しいものを食べることにお金をかけたいアラフィフです。
普段ドライヤーは使わないアラフィフの私。
実家で日中にシャワーを浴び、早く髪を乾かして夕方から出かけたかったので母に「ドライヤーある?」とドライヤーの場所を聞き、置いてある場所をみてみると...。
なんと、30年以上前に私が愛用していた通称くるくるドライヤーがあったのです!
それを見た瞬間、高校生の頃、毎日学校に持参して休み時間のたびにセットしていた自分を思い出しました。
私が通っていた高校は、共学ではなく女子高校でした。
女性同士のライバル心でしょうか。
意識する男の子がクラスにいたわけでもないのに、授業の間の休憩時間のたびに、家から持ってきた通称くるくるドライヤーを出してヘアセットをしていたのです。
そう、あの頃はいわゆるバブル。
前髪をなぜかくるっと上向きにカールさせて、前髪以外はサラサラロングストレートヘア、がイケていたんです...(と思っていたんです!)。
みんな同じ顔、骨格ではなかったのに、なぜでしょうね。
流行りに乗るのがイケていたということなのか、みんなよく分からないまま、全く同じ髪形をしていました。
そして、イケてる(と思い込んでいる)髪形をキープしたいからというだけで、休み時間のたびにドライヤーと鏡を出していた私たち...ああ恥ずかしい!
具体的には、くるくるドライヤーはヘッド部分が付け替えられるので、まずはカールするための丸いヘッドを付けて、前髪をくるんくるんと巻きます。
そしてお次にはブラシのヘッドに付け替えて、ひたすらサイトと後ろ髪をブラッシングしてサラサラに。
テレビのCMや雑誌でみかけたシャンプーコンディショナー、そしてヘアセッティングのためにもヘアワックスやスプレーを駆使して、サラサラ艶髪を目指していました。
ただひたすらにオシャレをしたかったんだろうなと、今となっては思うのです。
しかし、よくよく考えてみるとオシャレをしているという自負がありながらも、寒い時期にはセーラー服の下にジャージを履いていたことも思い出し...。
首から上はおしゃれしていても、それ以外はダサかったなあ...。
そんな話を思い出したと、母親に話してみました。
「ああ、そうだったわねー。けど何をやっても○○ちゃん(私)は可愛かったわよ!」
さすが母親、何をやっても娘は可愛いんですね。
しかし、ぜんぜんイケてなかったことは私が一番分かってます...!
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