<この体験記を書いた人>
ペンネーム:おかあ
性別:女
年齢:46
プロフィール:夫(40歳)と中2男子と小5女子の2人の子どもと暮らす、まだまだ子育て真っ最中の46歳会社員です。
14歳になる息子は、毎朝鏡の前で時間をかけて髪のセットをしています。
それを見ていて、今や万年ショートヘアの私も若い頃は髪型にこだわって長時間かけてセットしてたよなぁ、としみじみしながら、若い頃に髪型でやらかしてしまったことを思い出しました。
今から25年程前のこと。
当時は前髪をくるっと上げたトサカ前髪が若い女性の間で大流行していました。
もちろん私も茶髪にシャギーのロングレイヤーにトサカ前髪、学生なのにスーツ(スカートはもちろん超ミニ!)を着て、工藤静香さんか、はたまた森高千里さん気分で街を闊歩していました。
そんなある朝のことです。
いつものように長く伸ばした前髪をコテで引っ張り、スプレーでガチガチに固めてトサカ前髪を作っていました。
完成したのですが、その日は遅くまで遊ぶ予定があったため、途中でトサカが降りてこないようにと、念のためもう一度セットしようと思ったのです。
そしてスプレーで固めた後の前髪をもう一度コテで引っ張ってしまいました。
すると、少し焦げ臭いにおいがしたと思った瞬間、ブツっと額の真ん中あたりの前髪が千切れてしまったのです。
焦った私は、とりあえず真ん中だけ短い前髪ではおかしいと思ったのか、一番短い部分に合せて残りの前髪を全て切ってしまいました。
冷静になって思えば、残った部分だけでも長い前髪があれば斜め前髪にして短い部分を隠すとか出来たものを、何を思ったのか眉上で揃えたパッツン前髪にしてしまったのです。
悩んだ挙句、仲の良い友達に電話し、家まで来てもらいました。
私の前髪を見た友達は涙を流して大爆笑!
そして、「真っすぐに切ってるからダメなんだよ。シャギーを入れよう」と言って私のパッツン前髪に更に縦向きに切ってシャギーを入れてくれました。
「ちょっとはマシになったんじゃない?」という彼女の顔は明らかに笑いを堪えていて、嫌な予感を感じつつ、鏡を見てみると、そこには茶髪のちびまる子ちゃんがいました。
その後も友達とヘアピンで留めてみたり、カチューシャをしてみたりと試行錯誤を重ねたのですが、最終的に「前髪はないことにしよう」という結論に至りました。
短くなった前髪をスプレーで周囲の髪と一緒に固めて、ワンレングスっぽく誤魔化したのです。
結局、半年近く妙な「ワンレンもどきヘアー」でいたことを覚えています。
懐かしくなって当時の写真を見てみると何かに似ていました。
そう、最近ちょっと疫病退散してくれる妖怪として話題になった「アマビエ」の髪型に似ていたんです...。
若い頃の私はバカだったなぁ...。
関連の体験記:「この前の、いくら残ってる?」ってお義母さん、息子の進学費用の足しにってくれたはずじゃ⁉
関連の体験記:離婚した娘の子供の面倒を見る私。叱りつけた孫が持ってきた「あるもの」に涙が...
関連の体験記:娘には言えないけど...70歳手前、貯蓄はキープしたい私たち夫婦にとって「可愛い孫」への出費が痛い
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。