「あんたらみたいな『安もんの肉』は食べたない!」豪語した姑が高級牛肉の値段に怯んで.../かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。

今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:ここは私の新居です!引っ越し業者に「家具の配置」を指示する姑に思わず...

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マンション購入から引っ越しと怒涛の数日が過ぎ、同時に息子の幼稚園の申し込みもあり、する事がいっぱいだった。

もちろん夫は自分の荷物のみの片付けで、他の家事や育児はまったく手伝わない。

まぁ、それは想定内で、今までと同じ。

家を購入して借金を背負ったら頑張って働くとの約束だったんだから、むしろそっちに集中してくれればいいと思った。

意外にも姑は、引っ越しの片付けを理由に入り浸って来ると思っていたがそれは無かった。

けれども週末の金曜の夜から義実家へ行っていたのがほぼ毎日になり、泊まる事は無くなったものの、通いの家政婦のようだった。

それでも何かにつけて姑はズルズルと私達が自宅へ帰る時間を遅らせようとし、息子に風呂へ一緒に入ろうと誘ってみたり、無理矢理に寝かせようとしたり。

夫はむしろ息子が寝たら置いていけばいいと言い、私は抱っこしてでも連れて帰ると言う繰り返しだった。

私にしてみれば、日頃から姑が息子を抱っこしては

「お母さんはなかなか出て行かへんねぇ
 お母さんの代わりなんてお婆ちゃんで十分やのに~」

と言ってみたり、以前にもあったように、私たちを離婚させて私を追い出そうと画策したりしたことを考えると、息子への洗脳が怖くて子供だけ置いていくなんて考えられなかった。

義実家で食事をする際の費用だが、姑が出してくれたり出してくれなかったりで、出してくれても舅姑自分達の分だけだった。

ある日の事、姑がすき焼きを食べたいと言い出し、一緒に買い物に行く事になった。

その年は野菜が高騰していて、テレビのニュースでもよく見聞きしていた。

姑はそれを当然知っているのに、スーパーに着いた瞬間こう言った。

「私お肉買ってあげるから、あんた野菜買いなさいね♪」

一言ですき焼き用に使う野菜と言っても、白菜と長ねぎだけでいいわけじゃない。

私達親子だけで食べるならそれでも良かったが、姑は次々とカゴに入れて行く。

晩御飯用だけではない数日分なので、肉類は一切買っていないのに1万円以上かかった。

姑「せっかくすき焼き食べるのに
 いつもあんたらが食べてるような安もんの肉では食べたないから!」

肉は姑行きつけの高級肉店で買うと言うので移動した。

肉屋に到着し、すき焼き用の肉の値段を見て驚いた。

100g3000円もした。

その値段を見たからか、姑はこう言った。

「1人50gで200gで良いか」

当時すでに舅は糖尿でカロリー制限の食事を摂っていたので、肉は50gまでとしていた。

50gと言えばすき焼き用牛肉1~2枚あるかないかで、一口二口で終わってしまう。

私はすでに1万円も野菜やなんやで出していたので、ここぞとばかりに肉屋に聞こえるくらいの声で言った。

「夫さんだけでもすき焼きの時は300gくらい食べるし、息子も100gくらい食べますよ?
 大人4人と子供1人で食べるなら、1kg近く要りますよ?」
(当時夫は働き盛りの30代前半)

姑は一瞬言葉に詰まったが、かと言って普段から行きつけで顔なじみの肉屋の手前、大人4人と子供とで食べるすき焼きで200gで、と言う訳には行かない空気になった。

すると姑はこう言いだす。

「そや!豚でええやん!豚のすき焼きも美味しいで!」

豚肉でのすき焼きが悪いと言う訳ではないが、関西ですき焼きと言えば牛肉と言うのが定番だ。

豚肉の値段を見ると100g600円ほどだった。

1kg買っても1万円もしない。

追い打ちをかけるように私はこう言った。

「私、豚ですき焼き食べた事ないです~
 夫さんにも豚ですき焼きを作った事ないです~」

今でこそ関西でも豚肉ですき焼きをするのは珍しくないんだろうが、当時の私は豚肉ですき焼きなんて考えた事も無かった。

と言うよりも、自分の家で食べるのであればいざ知らず、姑が今日はすき焼きと言い出した事からこのメニューになり、すでに1万円もの出費をしている私は豚肉で手を打つ気にはなれなかった。

肉屋の顔も「今日はすき焼きなんですよね?」と言う顔で姑を見ている。

「じゃ、じゃあ...、このすき焼き用を500g...」

ん?なぜ500g??

あぁ、そうか...。

夫が300g、息子が100g、舅姑が50gづつで500gか...。

肉屋は一瞬怪訝な顔をしたが、高級すき焼き用牛肉100g3000円を500g包んでくれた。

その晩は、そのすき焼き肉がどれほど上等だったのか姑は自慢げに語り、自分のおかげで美味しいすき焼きにありつけているんだと夫や息子に説明していた。

もちろん私は食卓の横で立ったまますき焼きの世話。

夫と息子、そして舅姑が美味しく食べ、私の分は少し残った野菜と豆腐だけだった。

続く

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

コメント一覧

旦那と別れたら?まぁ、自分ばかりそんな肉食べてたら成人病で苦しむことになるでしょう。
かづさんのブログ読みまくりましたが、もう、私が旦那様を燃やしてしまいそうになります。 かづさん、本当にすごい。 本当に我慢強い。 私には到底無理です。 多分、引っ越しの時点でさよならしてました。
何でここまで虐げられてまで婚姻を維持してきたのか理解不能だわ。 こんな旦那、そもそもいらんし、姑なんて赤の他人。「うるせー、クソババア」を捨て台詞に縁切るわ。

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