<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:43
プロフィール:夫と2人の子どもとの4人家族。義父母のお店を手伝いながら、義父母と半同居生活をしている主婦。
高校2年生の娘(17歳)が、友達と軽い気持ちで地下アイドルのオーデションを受け、予想外にも合格してしまいました。
主人(47歳)と私は反対したのですが、娘はすっかり舞い上がり何を言っても聞かず、私達も仕方なく受験はちゃんとするという条件を出して活動を認めました。
そんな娘が目下の悩みの種なのに、さらに娘より舞い上がっている義父(71歳)と義母(68歳)にも困っています。
最初、私が義父と義母に「〇〇が地下アイドルになったの」と言うと、「え~っ」と2人は驚き、しばらく絶句していました。
私はてっきり、主人や私と同じように義父母も反対なのだろうと思いました。
ところが、2人は「凄~い! アイドル? アイドルって歌とか踊りとか...ファンなんかもできちゃう、あれでしょ?」と大はしゃぎです。
予想外の反応に私は呆気にとられましたが、元々ミーハーなのは知っていたので「まぁ、反対されるより喜んでる方がいいか」と気軽に考えていました。
しかし、次の日から義母は、用事もないのに親類に「元気にしてる? コロナ大丈夫?」などと電話をかけています。
様子伺いかななどと思っていましたが、次第に雲行きが怪しくなり...。
「そうそう、〇〇がさぁ、AKBみたいな地下アイドルになってねぇ、大変なのよ~」
"地下アイドル"の定義も怪しいままに、孫のことを言いふらし始めたのです。
自慢は親戚だけにとどまらず、友達や近所の人にまで。
義父も義母に負けじと、自宅の1階で営んでいるレストランの常連さんに「孫が地下アイドルをしている」と自慢しています。
さらに、私が知らない間に娘にグループのPR用画像を現像させ、それをポスター程に引き伸ばし、店内に貼ったのです。
私が地下アイドルの活動を良く思っていないことを知っているのに...。
「いろんな人から、娘さん地下アイドルなんだってねって言われて恥ずかしいから、言いふらしたり、お店にポスターなんて貼るのなんてやめて」
さすがにいい加減にしてと思い、文句を言っても聞こえないふりです。
2人の過剰な孫自慢だけでもイライラしているのに、先日娘が洋服を買って来たのでお金はどうしたのか訪ねると「ジィジとバァバが、洋服でも買いなさいって3万円くれた」と言います。
義父母に「誕生日やクリスマスでもないのに、そんなにお小遣いはあげないで」と言うと「〇〇はアイドルなんだから、変な格好はさせられない」と...。
娘の説得より義父母を説得する方が難しそうな気がしてなりません。
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