<この体験記を書いた人>
ペンネーム:tatayayu
性別:男
年齢:43
プロフィール:ピアノ演奏・スポーツジム・プログラム入力・英会話・オンラインゲーム等、様々な趣味に生きる中年です。
主にWEBライティングのお仕事をしているのですが、運動不足の解消も兼ねて近場にある工場で派遣社員として働かせて頂いています。
個人的には気にいっていて1年以上働いているのですが、職場には困った人が何人かいて、その中に仕事中にひたすら私語をし続ける人がいます。
その人のお話をしたいと思います。
その方はBさんといい、年齢は30歳。
違う派遣会社の方で私より少し長く働いています。
この方自身は一見すると人当たりが良く、新しく入社してきた方々も、不安のある中とても助かっていると思います。
もちろん、最初の頃は私もBさんを頼りにしていました。
困った時に気軽に質問できる人がいると、仕事がしやすいですものね。
しかし、少し慣れてくると「Bさんはちょっと...」や「Bさんて変わっているよね」と関わった人間のほとんどが言います。
その理由は休憩中ではなく仕事中に、テレビや漫画や音楽の話、要するに仕事に関係のない雑談を始めてしまうことです。
しかも、大きな声で...。
Bさんはそれでも問題なく仕事をこなし、現場の社員から注意される事はほぼありません。
しかし、話しかけられた方のほとんどはそんなに余裕がなく、Bさんの話を聞いて集中できなくなるのか頻繁にミスを重ねてしまいます。
社員からも「話しているから余計にミスをする」と評価されてしまい、Bさんに話しかけられて注意が逸れて...と理由を話しても、それでBさんに注意がいくことはないんです。
むしろBさん本人は、「それは人のせいにしている」と、反省するどころか間違えたのは集中していない本人が悪いという態度です。
社員の人たちもBさんよりで「それはあなたの責任」と思っているようです。
さらに質が悪いのが、こういった話が出た後のBさんの態度です。
この話題が出ると子供のようにすねてしまい、現場の空気が悪くなってしまい、非常に仕事がやりづらくなります。
それでも静かなになるだけいいのですが、数時間たつといつの間にかに、また元に戻ってペラペラ話し始めているのです。
Bさんのようなタイプは出会ったことがなかったため、驚きと戸惑いを隠すことができませんでした。
簡単に言えばBさんは実年齢は30歳なのですが、精神年齢はまだ高校生のレベルという事なのだと思います。
一般的には成人した大人というのは、職場においては仕事中は私語厳禁だと分かっていると思います。
会社にもよりますが、私が今働いている職場のように、ある程度私語を認められていても、あくまで仕事に差しつかえ無いレベルでするべきだと考えます。
そして、話すという行為は相手がいて成立する行為ですから、相手に対しての配慮もあるべきだと考えます。
人それぞれ事情があると思いますが、お金を稼ぐために職場にくるというのが一番の理由だと思うので、そこに支障がでる行動は不適切です。
給料を支払っている会社にも失礼だと思います。
私たちは労働力を提供して給料を頂いているわけですから。
Bさんのそうした部分以外の行動や仕事ぶりに限れば、作業も一所懸命にこなして、人当たりも良く、この方のおかげでとても助かっている人も大勢いるのです。
もう少し周囲の状況を見る、要は、「自分のしたいこと」を優先するのではなく、「相手にとってこれは迷惑ではないか」と考えてくれれば...。
だって、おしゃべり癖以外は、Bさんは本当にいい人ですからね。
なんてもったいないんだろう、と常々思っています。
関連の体験記:「コーヒー代貸して」休憩のたびに借金して返さない50代同僚。撃退作戦の結果...「思わぬ効果」が!
関連の体験記:そりゃ、料理は好きだけど...同僚を自宅に呼び「ねえ、簡単なもの作ってよ」な夫に困ってます
関連の体験記:「手伝いますよ」のひと言が命取り...44歳、義実家の町内会で「若手」と重宝される私の葛藤
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。