<この体験記を書いた人>
ペンネーム:Nagisa
性別:女
年齢:49
プロフィール:海外で仕事に没頭していたバリキャリでしたが、親が心配するので婚活してみたら電撃結婚。新米主婦二年目です。
昨年結婚したばかりです。
夫(51)はお酒が好きでしたが、私の気持ちに応え、禁酒をするためにノンアルコール飲料を飲み始めてくれました。
私も協力しようと、積極的に自分のカードで大量にネット購入しました。
ただ夫はノンアルコール飲料は「あまり味が良くない」と早々に飽きてしまい、嬉しいことにそのまま禁酒に成功。
一方の私はもともと飲めない体質で、ノンアルコールであろうとなかろうとお酒の美味しさを微塵も理解できない人です。
結果、狭い玄関にノンアルコール飲料が入った段ボールが置きっぱなしになっていました。
見て見ぬふりをしてそのまま5カ月ほど過ぎましたが、ついに重い腰を上げた私達。
結婚当初、私がパソコンが得意なので、夫から「いらないものをネットで売って欲しい」と言われていたのですが、中古品を売る経験がなくずっと拒んでいました。
しかし、自分が購入したものを無駄にしたくないという思いから、初めてチャレンジしてみる気になったのです。
さっそく出品するとあっという間に売れました。
喜んだ私は次々にいらないものを売り始めました。
それを見て夫もこれは売れるかもしれない、あれは売れるかもしれないと私に出品を頼んできました。
そして2週間ほどの間になんと5万円近くの利益が出たのです。
少し前、夫が未使用の本革の衣服を質店に持って行って安価な値段で引き取ってもらっていたので、「かなり高値で売れそうだったのに」と悔やみました。
もう少し早く私がネットフリマにチャレンジしていれば、それらの衣服で最低でも20万円は得られたでしょう。
やる気スイッチが入った理由は他にもあります。
実は私は以前、仕事の一環でネット販売をしていたことがあり、その時の経験から丁寧で迅速なやりとりを自然に心がけていました。
すると、利用者の方々から高評価をいただき、サイト内で特別なバッジをいただけたのです。
そういうシステムがあることは知りませんでしたが、これらのことは専業主婦だからこそ可能だったと思います。
もし、定職に就いていたり、パートに出ていたりすれば、購入希望者の問い合わせや申し込みにすぐに対応することはできません。
商品の梱包や発送も自由に時間を使えるからこそできたことでした。
最近は以前より家事に慣れてきたので、自分の好きなものくらい遠慮せずに買いたいし、貯金もしたいので短時間のパートにでも出ようかと仕事を探していたところでした。
なかなか自分が納得できる仕事がありませんでしたが、自宅で好きな時間にできるので効率が良いのです。
また、断捨離ついでに持て余している物やいらないものを、必要としてくれる方々に提供するのは、今話題のSDGsを実行できているんじゃないでしょうか。
得られた利益はそのままフリマサイト内で自分の好きなものを探して購入に当てることもできますが、それは我慢して貯金をしているところです。
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