記憶が書き換わってる...⁉「大学はあきらめて働いてくれ」と私に言った70代両親の不可思議な言動

<この体験記を書いた人>

ペンネーム: おとうふ
性別:男
年齢:47
プロフィール:3歳年下の妻と小学5年生の娘と3人、で生まれ育った街で暮らす中年男性です。

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私は44歳の妻と11歳の娘と3人で暮らしていますが、両親(父73歳、母71歳)の住む実家が我が家から車で10分位ということもあり、週に一度は遊びに行っています。

両親は孫である娘のことや妻のことも大事にしてくれるのですごく仲良くしていますが、私自身がどうしても納得できない事が一つだけあります。

地元では名のある進学校に通っていた私は、学校でも成績は常にトップ3に入る位の学力でした。

大学に入るのを目標に勉強は頑張っていたのですが、高校3年生の2学期のことです。

大学に願書を出す直前、急に母に「もう働くのが疲れたから大学はあきらめて働いて欲しい」と言われ、父はもちろんのこと当時大学を卒業したばかりの5歳年上の兄も母の意見に賛成したのです。

当時私は将来の事など深く考えずとにかく大学に入る事だけ考えていました。

職業などの細かい事は大学に入ってから決めようと思っていた為、すごく戸惑いました。

しかし、金銭的な事なのでどうする事も出来ず、大学をあきらめ東京で就職しました。

最初の数年は両親を恨んだりしたこともありましたが、その頃は景気も良かったので良い会社で働くことができました。

「大学で勉強する以上に価値のある経験をさせてもらえた」と考えられるようになったのです。

30歳を過ぎた頃にUターンして地元に戻ってきてからは、今に至るまで両親とは仲良くしています。

何が納得できないのかというと、私の同級生などが出世したりする話を聞いてきた時の、父母との会話です。

決まって私に「お前ももっと勉強しとけば良かったのにねー」とか「大学行ってたらお兄ちゃんみたく学校の先生になれたのにねー」と言ってくるのです。

たまらず私も「行かせなかったのはそっちでしょ」と反論するも、「勉強しなかったのを親のせいにしないでよ」と笑っています。

許せないのが妻や娘の前でも同じやり取りをする時です。

冗談やごまかしで言ってくるのではなく、本気で両親の中の記憶はそうなってるみたいで、たまに遊びにくる兄も両親の肩を持つため、私の言い分は妻や娘にも信じてもらえない状態です。

実際、いまさら大人気無く怒ったりして両親と仲が悪くなるのも嫌なので、深く追求することもせず笑ってすませています。

しかし、ここまで周りに大学には勉強が出来なくて行けなかったと言われると、私の方の記憶が間違っていたのか、パラレルワールドで違う世界に来てしまったような気持ちになってしまいます。

「あの時はごめんね」と言われたい気持ちもありますが、タイムマシーンで両親を連れて過去を見に行かないと無理そうなのであきらめています。

ですが実際の所、あの時大学に入らずに早く社会にでて色々な経験をして、今は地元でやさしい妻と娘に恵まれて好きな仕事をして楽しく暮らせているので後悔は全くしてません。

でも両親の記憶が戻れば更に気分が良いのですが...。

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推薦や奨学金の話は学校からなかったのかな。いかせてあげられなかった罪悪感から記憶をすりかえたとか、どうしても進学したいという態度でなかったから本人もそんなに進学する意欲はなかったのだろうと思っているとかですかね。

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