離婚した私には理解できない...? ケンカばかりの両親に感じる「長年連れ添った夫婦の絆」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:れもん
性別:女
年齢:45
プロフィール:二人の子を持つ主婦です。長年腰痛に悩まされていますが、近頃は花粉症の方が手強いです。

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数年前に離婚して以来、私は実家で両親(父77歳、母71歳)と一緒に暮らしています。

毎日当たり前のように顔を合わせていると気が付きにくいのですが、昔に比べ、二人が年々老いているという事を痛感しています。

父と母共に、背格好が少しばかりですが前のめりになってきましたし、理解力も衰えてきたように感じています。

そんな両親ですが、昔から、ほとんど毎日やっていることがあります。

それはズバリ夫婦喧嘩と畑仕事。

高齢になってきたとはいえ、2人にはまだまだ口論をする程の元気がある、ということなのでしょう。

両親の喧嘩は昔からで、朝は母のかん高い声で目を覚ます、夜は父の低い怒鳴り声で目を覚ます、というのが日常茶飯事でした。

それでも翌日には一緒に畑仕事をし、喧嘩の後はいつも信じられないほど早く気持ちを切り替えて、ケロッとしています。

後々まで喧嘩を引きずらない事は良い事なのかもしれませんが...。

そうは言っても、やはり両親が言い争いをしていると、周囲は少なからず精神的に影響を受けてしまいます。

私も疲れているとイライラが増してしまいますし、もういい加減仲良くしてほしいと思うのです。

ある日のこと、またいつものように両親の言い争いで目が覚め、時計を見ると、早朝5時を回ったところでした。

父の怒鳴り声がどんどんエスカレート。

朝っぱらから近所迷惑にもなりますし、私は仕方なく仲裁に入りました。

早朝から睡眠を妨害されたという苛立ちと、近所に対しての恥ずかしさとが入り交じり、ずっと抑えていた気持ちをぶちまけてしまいました。

「そんなに毎日喧嘩してまで一緒にいることないんじゃない!? そこまで気が合わないのなら、さっさと離婚して別々の人生歩んだら!? 寧ろ夫婦でいる意味ある!? このままだったらストレスでみんなが病気になるよ! もう頼むから離婚して」

すると両親は、黙ってそれぞれの部屋に戻っていきました。

それからの数週間は、びっくりするほど穏やかな朝を迎えることができ、今までの口論はなんだったのかと思わせる程でした。

今でも少しの小競り合いは絶えませんが、結局のところ、私の両親はお互いに、いてくれて当たり前、絶対の存在だと思って甘え合っていただけなのかもしれません。

とっくに離婚をし、元主人とは人生を選択した私にとって、長年連れ添った夫婦の絆というものは、到底わかるはずもありません。

夫婦とは不思議なもので、年を重ねるほどに感慨深いものがありますね。

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