<この体験記を書いた人>
ペンネーム:maya
性別:女
年齢:35
プロフィール:20歳の年の差婚です。ママ友パパ友が主人の年齢を気にせず遊びに誘ってくれて、主人は年々気持ちが若くなっているように感じます。
バツイチの主人と結婚して主人の両親と同居しています。
主人が離婚したのは私と出会う2年前。
その後、私と職場で出会い結婚しました。
離婚理由は元奥さんの散財と浮気で、離婚して半年で元奥さんはその浮気相手と再婚しました。
元奥さんは様々な理由をつけて義両親からお金をもらっていたそうです。
それがすべて嘘だったことがわかり、怒りと同時に離婚して安心したんだとか。
そんなこともあって、20歳も年下の私と主人が再婚するとなった時には、義両親からお金目当てなんじゃないかと疑われました。
私は結婚後も仕事を続けて、子供が生まれてからはパートに切り替えたので、そこまで余裕はないものの、義両親からのお金をあてにする程の生活はしていません。
なので義母は「結婚が決まった時に嫌な態度をしてごめんなさい」と言ってくれて、義父も私の両親に私を褒める内容の手紙を送ってくれました。
そうして、子供が小学生になった頃のことです。
義母がご近所さんから「夫の前妻が離婚した」ことを聞いてきました。
義母は「嫌な予感がする...」と言っていましたが、その予感が的中。
ある日、その「元奥さん」が我が家にやってきて...なんと、私に離婚するよう言ってきたんです!
「あなたは若いんだから、そのうち旦那の衰えに嫌気がさす」
「私の方が旦那と釣り合っている」
とにかく私に家を出ていけとまくし立ててきました。
あまりの圧にたじろいでしまいましたが、義両親が鬼の形相で帰れと言ってくれて、その日は終わりました。
主人の携帯にも連絡が来たそうです。
「あの頃は楽しかったよね。もう一度やり直してみない?」
そう言われた主人は、返事もせずに電話を切ったそうです。
主人曰く、「元奥さん」は主人と再婚したいというよりは、この家や義両親の資産が欲しいんだそう。
浪費家なので、お金に困っているんだろうと分析していました。
主人の「元奥さん」からの妄言はそれからも続きます。
「離婚しないならせめて家くらい譲ってよ」
「私に慰謝料くれてもいいんじゃない?」
図々しいことばかり電話をしてきて、もう自宅の電話に出ることが怖くなりました。
そしてどうやって突き止めたのか、私の職場にまで電話をしてきたんです。
私が会社のお金を横領しているとか、借金があるから辞めさせた方が良いとか。
上司に元奥さんの件を相談していたこともあり、職場の人たちはそんな話を信用せず、すぐに対応してくれて助かりました。
しかし一番参ったのが子供が通う小学校に電話がきたことです。
会ったこともない我が子を問題児だの病気だの言い、転校させるよう言ったんだとか。
恥を承知で今回の経緯を学校にも話し、次に電話がきた時は校長先生が「警察」というワードを使って電話をやめるよう言ってくれたそうです。
自宅も職場も子供の学校も知られてしまい、怯える毎日に疲れ、本当に家を出てしまおうかと思った矢先、主人が警察と弁護士に相談をしました。
離婚はしたけれど、自分への気持ちがまだあると思っていた主人の行動に、「元奥さん」は驚いたそうです。
「罰金」や「告訴」という言葉を聞いて動揺した彼女に、もう二度と関わらないことを念書にしてもらいました。
主人は私に怖い思いをさせてしまったと謝り、これからも絶対私と子供は何があっても全力で守ると言ってくれました。
今でも思い出すとドキドキしてしまいますが、主人が全力で守ると言ってくれた言葉で私も強くなろうと思いました。
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