割のいい副業のはずが...!「健康ドリンクのサンプリング」をした私を襲った「予想外の展開」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:40
プロフィール:夫と二人暮らしの主婦です。

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コロナ不況で、私のまわりでも副業を始める人が多くなりました。

出前アプリの宅配スタッフや動画制作など、今でこそ副業のバリエーションはたくさんありますが、ちょっと前までは副業の職種は限られていましたよね。

これは7年前の話です。

仕事終わりにできる副業として、私はドラッグストアの店先での健康ドリンクのサンプリングを選びました。

理由は規定数を配り終えれば早く上がれ、3時間以内の労働で5000円もらえるという話だったから。

面接の際の説明によると、金曜の夜に繁華街の店に派遣されたような場合は2時間以下で配り終えることも多く、かなり割が良いとのことです。

週2で働いたとしても、月収も4万アップ! 何に使おう...などと、「捕らぬ狸の皮算用」をして思わずニヤニヤしてしまいました。

そして迎えた副業初日。

ラッキーなことにその日は金曜日で、しかも人通りのとても多い繁華街の駅前でした。

季節は冬。

店先に立って道ゆく人に声をかけるにはちょっと寒いなと思いながらも、ちゃっちゃと終わらせて早く帰る気まんまんでした。

「いらっしゃいませ〜! 飲み会の前にはこのドリンクがおすすめです!」

通りに向かって元気よく声をかけるとたくさんの人が寄ってきてくれ、ドリンクの売れ行きも好調です。

このペースでやっていればだいぶ早く終わる! と思っていたら...何やらだんだん風が強くなってきました。

そしてポツポツと雨が降ってきたかなと思うと、すぐ雪に。

さらに風も強くなり、繁華街からは徐々に人が少なくなっていきます。

行きかう人も、足早に駅に向かう人ばかり。

きっと、電車が止まらないうちに早く帰ろうと急いでいたのでしょう。

さらに、歩く人はほとんど向かい風に傘をさして歩いているためこちらが声をかけても気付きません。

風と雪はどんどん強くなっていきます。

寒くて手はかじかみ、口もうまくまわらないので上手にしゃべることもできなくなりました。

つま先の感覚はとっくにありません。

お客さんがいないばかりか、風が吹くとサンプリング用のドリンクは倒れるし、チラシは飛んでいってしまうし、もう散々でした。

結局その日は、早く上がれるどころか時間いっぱいになっても終わらず、ドラッグストアにビニール傘を買いにきたお客さんにサンプリングをして何とか終わらせたような状態でした。

終わった時にはもうへとへと。

お金をもらってもこんな経験は二度としたくない! と思ってしまいました。

割が良いと思って始めた副業ですが、初回でこんな目にあってしまったのでそれ以降はシフトに入ることなく辞めてしまいました。

ラクに儲かる仕事なんてそうそうない、人生そんなに甘くないと思い知った出来事でした。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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