<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:45
プロフィール:食べ物の美味しい季節。好きなものを食べつつ、ウォーキングやストレッチで引き締まった体を目指したいです。
私は45歳、44歳の夫と、10代の娘との3人暮らしです。
先日、10歳ほど年上の友人とランチをした時のことです。
友人と私は歳こそ離れていますが、同郷で趣味が合うので、たまに会って話すのをお互い楽しみにしています。
また、友人と私は体質や生活習慣も似ているので、体調の悩みなども相談し合うことができます。
例えば、2人とも痩せ型で、冷え性に悩んでいること。
また、お互い婦人科系の疾患があり、生理痛やPMS(月経前症候群)がひどい点なども共通しています。
ある日、2人でカフェでランチをしていた時のこと。
友人が急にびっくりするほどの汗をかきはじめました。
まだ外は暑い季節だったとはいえ、カフェの店内は冷房がしっかり効いていて、羽織りものが必要なほどの温度です。
実は彼女は、更年期のホットフラッシュに悩まされているというのです。
外出先で滝のような汗をかく彼女を見て、一緒にいた私も急なことで焦ってしまいました。
更年期障害について、話に聞いたことはありましたが、実際にホットフラッシュを起こしている人を見たのは、初めてのことでした。
彼女がホットフラッシュに悩まされはじめたのは、つい最近のことだそう。
症状がひどいので、近いうちに婦人科の受診を考えていると言うことでした。
彼女によると、多い時には1日に数回起きる日もあるようで、いつ起きるのかは彼女自身にも分からないとか。
外出時や、仕事中に症状が出たこともあるようです。
症状自体は数分で治るようでしたが、外出先で突然症状が出ると、汗をかくこと自体よりも、急に症状が出たことに焦ってしまうようです。
ホットフラッシュに慣れてしまうと、自分で症状を和らげる工夫などもできるようになるのかもしれません。
しかし、最近症状が出始めた彼女は、自分自身でも対処方法がよくわからない様子です。
ともかく、婦人科を1日も早く受診することを勧めました。
私と彼女は、お互いの体調が悪い時に、自分のことのように症状の辛さまで気持ちを共有できるほど体質が似ているんです。
そのため、まだ先のことだと思っていた更年期障害というものが、にわかに身近に感じられる出来事でした。
考えてみれば私も、更年期の症状が出てもおかしくはない年齢です。
不安になって調べたところ、更年期に減少する女性ホルモンと似た働きを持つ成分を摂取するなど、症状を改善する方法もあるようで、少し安心しました。
まだ私にとって更年期など先の話と思わず、今からしっかりと情報を収集して対策をし、実際に症状が出た際にはすぐに受診しようと思っています。
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