<この体験記を書いた人>
ペンネーム:maya
性別:女
年齢:35
プロフィール:20歳の年の差婚をしました。ジェネレーションギャップを楽しんでいます。
主人(55歳)の両親と同居をしています。
義母は80歳を過ぎても元気で友人も多く毎日楽しそうです。
それはいいんですが、義母はしょっちゅうご近所の同世代の友人と会って、嫁の悪口を言い合って盛り上がっているんです。
義母の友人たちはみんなお嫁さんと上手くいっていないそうで、「家事ができない」「家にいない」「自分たちの世話をしてくれない」など言いたい放題なんだとか。
義母がそんな話を私に楽しそうに話してきます。
悪口で盛り上がる義母たちの会話にうんざり気味でしたが、義母からは「あんたはいい子で良かったよ」と言ってもらえた事は嬉しかったです。
しかし先日、しばらく雨の日が続き外出できなかった義母は、友人たちと電話で連絡をとっていました。
声が大きな義母の会話は私の部屋にまで聞こえてきました。
そこで聞こえたのはなんと私の悪口。
しかも全て身に覚えのないことばかりだったんです。
毎日一緒に夕食を食べているのに「私(義母)の夕飯だけ作ってくれない」や、買い物に行く時は付き添っているのに「重たいものを持たせる」など、さらに「お金を取られた」などありえないことばかりです。
義母の友人たちと外で会えば、私もご挨拶をしてたまに立ち話くらいはするような間柄だったのですが、みんな心の中ではどう思っていたことやら...。
そう思うと悔しいやら悲しいやらで、義母に問い詰めました。
すると義母はなんと大笑い。
「冗談だから。悪口って盛り上がるでしょ」
義母は悪びれる様子もありません。
みんなが悪口を言っている中で、自分だけお嫁さんを褒めることなんてできない、会話がつまらなくなってしまうというのが義母の言い分です。
私が珍しく怒っている様子がわかったのか、義父がどうしたと部屋に来たので義母が笑いながら説明すると、義父は驚いたような呆れたような表情。
「くだらないことをするな!」と義母を叱ってくれましたが、「男には分からない」と聞く耳を持ちません。
そして私には「あなたがいい子なのは分かってるから大丈夫よ」という謎のフォロー。
その夜、みんなで夕飯を食べていると、義母の携帯が鳴り義母が席を立ちました。
義母の友人からで明日の予定の確認の連絡だったようですが、義父が「また悪口でも話してたんだろ」と言ったんです。
焦る義母の表情を横目に、義父が主人に今日の話をしてくれました。
主人は義父と同じような表情をしてから溜息をついて「だったら悪口通りにしてやんな」と言い、それ以上話しませんでした。
昔から義母は噂や悪口が好きでうんざりしていたという主人。
私には「いつでもこの家を出て行く覚悟はあるから」と言ってくれました。
それから義母は、なんだか私に遠慮しているような気を使っているような言動が増え、主人や義父からの言葉が効いたのかなと思っています。
義父の話によると、実は義母たちのグループは悪口ばかり話すことで有名で、他の人達からは避けられていることを聞きました。
義父はそんな義母を恥ずかしく思い、何度も注意をしていたそうですが聞いてくれなかったんだそうです。
なので逆に、私は苦労しているお嫁さんとしてみんな労ってくれていたんだとか。
義母は今も友人たちと集まって悪口で盛り上がっているかもしれませんが、主人や義父、義母の友人以外からは理解されているなら、私は気にせずに過ごしていこうと思います。
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