ブログキッチン夫婦を運営している妻のべにゆうです。
前回の記事:昔から電話が苦手な私。息子でも間違えない自信がない...。
今年(2020年)6月、息子が就職で独立し家を離れた。
それまでの8年間、3人家族になってから住んでいた場所にこだわり住む必要がもうなくなった。
それで来年春頃になったら、よく調べて考えて2人でちょうどいい場所に引っ越そうか、そんな風に考えていたのが今年初めだったと思う。
けれどコロナの影響が夫が仕事に大打撃を受けたこともあり、夫と私は急きょ予定を早め、6月下旬に私の実家に引っ込した。
そして実家に戻ってきてから、いくつか気が付いたことがある。
アラフィフになって初めて気が付くとは情けない...と思うことも多い。
親が自分たちに「当たり前にしてくれていたこと」をしみじみと感じ、ありがたく思うことがしばしばあるのだ。
日常の小さなことがほとんどではあるけど、その中で最近"ハッと"したのは「ふとん」のこと。
朝晩急に寒くなって、「夏用じゃ寒いからもう1枚軽くかけるのが欲しいよね」となった時。
ちょうどいい、その「もう1枚」がない。
実家へ引っ越ししてきてから"あれはどこへ行った?"というのが発生するのだけれど、よーく思い出してみれば、使い古した毛布なんかは、引っ越す際に捨てていた。
まずい、風邪なんかひいちゃ大変だしすぐ買いに行かなきゃ...と思ったが、もう夜になっていたし、新しいものを買うまで実家のものを貸してもらうことにした。
母は快く押し入れから「これでいいかな?」と取り出してくれた。
しかし...甘かった。
その晩、夫がその布団を使ったら、隣で寝ている私にもわかるくらいカビ臭かった。
寒くて必要になる前にまず買っておくべきだったし、借りるのなら、せめて日中に気づいて洗うとか干すとかしなきゃいけなかった。
実家の1階は湿気が気になる場所だし、押し入れにしまっていた布団はそうなっても仕方ない。
反省した。
この時のこともそうだが、およそ1か月前のことを思い出して反省した。
それは、夫の実家で「義両親がもし入院したら、体調を崩したら、夫や、兄弟や、私が泊まることになることもあるだろう」という話をした際のこと。
数年前に息子が義両親の家に遊びに行き泊まったその晩、もう治ったかと思っていた喘息の発作が出てしまい、そのまま入院となってしまったことがある。
一緒に泊まった夫は大丈夫だったが、かなり気になり、もうあの布団では無理....と、夫と息子は間違いなく、かび臭い布団が原因だとした。
そんなことがあり、 今度実家に泊まる際には「どうか布団をなんとかして」と力説してきたのだった。
義母は「そんなんで具合悪くなるような弱い人泊まってくれなくていいよー」と冗談半分で言っていたが、夫とはわかってもらうのは難しいよね、と話をしていた。
けど今回実家で布団を借りて、"あぁ・・・それは自分たちがやるべきことだったんだ"とわかった。
両親が捨てても良いという布団なら捨てるし、日光干しをしたいなら手伝う、必要なら新しいものを買う。
「高齢の両親任せ」にしちゃいけないことだと思った。
それもしないで文句を言うのも違っていたなぁと反省した。
夫の両親は共に80代半ばで二人できちんと生活しているので、口出しはあまりしない方がいいと思ってきたが、口うるさくならないようにしながらも、もう少し細やかに気を配る必要があるのだろうと感じている。
今回は今年は買いやすいお値段になっている脂ののった美味しいぶり シンプルな味付けでも食べやすく好評でした。
ぶりときのこのガーリック焼き
材料(3人分)
ぶり...3切れ
えのき...1袋
しめじ...1/2袋
にんにく...2片分
薄力粉...適量
塩・こしょう...各少量
オリーブ油...大さじ2
白ワイン...大さじ3
しょうゆ...小さじ1
作り方
①ぶりの水けをふき取り、一口大に切り、塩、こしょうをする
②しめじの石づきを取り、ほぐす。えのきは根元を切り落とし、縦2つに切る にんにくは半分に切って、つぶす
③フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火で炒める 香りが出たら、ぶりに薄力粉をまぶして焼く。両面色づくように焼き、きのこを加えて炒める
④白ワインをふって蓋をし、強火で2分ほど蒸し焼きにする。しょうゆ、塩、こしょうをふって和える。好みでパセリをふる
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