昔から電話が苦手な私。息子でも間違えない自信がない...。/キッチン夫婦

ブログ「キッチン夫婦」を運営している妻のべにゆうです。

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最近70代の女性とお話していた時のこと。

「私、携帯電話、不携帯なの」

最初は私の母もそうだわーと思ったけど、母の場合は単純に携帯し忘れる「不携帯」。

だが、 その女性が不携帯だったり、あまり出ないようになった理由は「こないだ、ちょっと変な電話がかかってきて怖い目にあったから」ということだった。

それを聞いて、"電話嫌い"の私は色んなことを思い出していた。

私は、子供の頃から電話が苦手だ。

電話をかけることも、受けることも、今でも苦手意識がある。

当時はPCも携帯電話もない時代だったので、連絡の中心は固定電話だった。

両親は自営業で、自宅と共通の電話番号である自宅の固定電話には、仕事関係の人がたくさん電話をかけてきた。

中には仕事とは関係ない別の用事でかかってくることあるので、両親が留守の時には子供の私が出ていた。

けれど「父は出かけていません」と答えると、「いるんじゃないの?」と言われてしまうことが何度かあった。

今なら大丈夫だけど、子供にとっては「嘘ついてるでしょ。本当のこと言いなさい。」とでも言われているような気分になり、すごく嫌だった。

それに自分が知らない相手だった場合、見えない相手と話している不安が常にあるので、緊張してしまう。

こうして自宅の固定電話に出るのが苦手になった私だが、他にも電話が苦手という理由がある。

周りで音が聞こえると、電話の声に集中するのがとても難しい。

テレビでも人の話し声でも音楽でも、他の音がしない静かなところでないと話を聞きとるのが辛いからだ。

なので外出先で大事な電話を受けた時には、正直言うと"どうしよう....."という心境。

たぶん、"どうしよう"と緊張することでなおさら、聞き取れなくなってしまっているような気がする。

月日は流れ、世の中には携帯電話が出回り、皆が持ち始めた。

最初の頃は「私、電話で話すのが苦手なのに・・・。なぜいつも持ってなきゃないの? なくてもいいのでは?」なんて感じだった。

でも、しばらくすると「 持つのが当たり前」になり、電話はいつもそばにあるものになった。

電話の声って意外とわからないもので「この人の声に間違いない」という自信が私はない。

夫と両親の声は間違えないんじゃないかと思っているが、それは毎日一緒に暮らしているので、毎日声を聞いているし、生活パターンも把握しているからそう思っているだけ。

万が一、離れて暮らす「息子だ」と、息子を装った電話がかかってきてとして、本人かどうか間違えない自信がない。

受話器を通した声、しばらくぶりに聞く声だとしたら...私は「そうだ」と言われたら「そうだ」と思うし、「違う」と言われたら「違う」と思う気がするのだ。

いわゆるオレオレ詐欺的なものには気をつけないと思う。

やっぱり「合言葉」がいるかな。

これ夫と息子と早めに決めておいたほうがいいかも。

逆に自分が電話をした相手の声に確信が持てなかったという経験もある。

昔、友達の知人に、どうしても話さなければならないことがあり電話をしたら、

「電話をかけている相手間違えてると思いますけど」

「番号間違ったと思うなら、謝った方がいいですよ」

と言われた。

1か月ほどの間でその相手と電話で3度話をしていたし、番号を間違えるはずがない。

私にとっては声の主もその人だ。

しかし事実は確かめようがない。

番号が違うと言われれば違うのかな.....。

相手が話しをしたくないから嘘をついているか、本当に番号を変えたということになるけど、どっちにしろ私にとってはいいことじゃない。

この時のモヤモヤ感が忘れがたく、ますます電話をかけることが嫌いになった。

目に見えない相手と話をするのが怖い.....。

だから冒頭で話をした「電話で怖いに目にあった」という70代女性の気持ち、私もわかります!

電話がかかってくるとビクッとするというほどではないけど、電話をとる時、かける時には緊張してしまうのは変わらない。

でも今や携帯電話は必需品でもあるし便利な物なので、もっと年齢が上がっても使いこなしていきたいものだ。


茄子が美味しい季節。

薄くスライスした茄子を餃子の皮の代わりにして、茄子餃子に。

小さめサイズが食べやすいですよ。

茄子餃子

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材料(4人分)

なす・・・6本

塩・・・小さじ1(なすにふる分)

たね(中身)

豚挽き肉・・・300g

しょうがのみじん切り・・・1片分

ねぎのみじん切り・・大さじ3

ニラのみじん切り・・・小さじ2

オイスターソース・・・大さじ1

味噌・・・小さじ2

酒・・・大さじ1

ごま油・・・小さじ2

作り方

① なすを7mmほどの幅で縦に切り、両面に塩をふり、しんなりするまで約10分ほどおく。ペーパータオルで水けを拭く

② ボウルにたねの材料を合わせてよく練る

③ ①のなす1枚にたねをのせて、半分に折りたたむようにして包む

④ フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、③で作ったなすを入れて中火で蓋をして3分焼く

⑤ 途中水分が出たら蓋をとって水分をとばし、裏返してさらに約3分焼く

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キッチン夫婦

50代夫と40代妻、大学生の息子の3人家族。ステップファミリー(子連れ再婚家族)になって6年目。4年前から"おいしいで今日も仲良し"をテーマにブログ「キッチン夫婦」を夫婦で運営。主に日々作った料理と家族の日常をのせています。また、地元東北のおいしい食材を伝えたい思いも強く、ブログを続けている動機の一つです。夫婦それぞれが家族を思って作る料理、一緒に食事をすることで生まれる話題や会話を大切にしています。そのことが私達家族の気持ちにつながりができることを実感してきたからです。いつか本当の家族の『絆』ができることを願いながら。いつか将来息子がこの家族を振り返る時期がきた時に笑顔が思い浮かぶように。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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