母の財産をめぐる攻防はいよいよ...!「後見人制度」を利用したい娘 VS 強欲な父/ワフウフ

みなさんこんにちは!

ワフウフです。

前回の記事:間に合った⁉ 認知症につけ込み、父が母に再発行させた「通帳とカード」の行方は...

認知症の実母・あーちゃんのことを父・たんたんと話し合う約束をしました。

父とは過去に色々あり、縁を切ったつもりでもう何年も会っていなかったのですが、当初から恐れていた通り母のお金を手に入れようと動き出してしまったので、こちらも何か手を打たなくてはなりません。

母から通帳や印鑑を預かった時、将来的に母のお金を管理したがるであろう父と揉めることに備えて、「私の財産の管理は娘たちに任せる」という内容で母に一筆書いてもらっていました。

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しかし、それは内容としてはいわゆる「任意後見人契約」にあたるものになり、公正証書で作っていない以上法的には通用しませんでした。

姉・なーにゃんとワフウフは色々考え、あちこちに相談に行った結果、後見人制度を利用することが母のお金を守るために一番良いのではないかと思いました。

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後見人には配偶者がなることも多いのでしょうが、父は高齢なため任命されることはないだろうと裁判所で言われました。

そもそも、父は他人にお金を払って母の預金を管理してもらう気はなく、ただ自分のものにしたいだけなので、後見人の手続きをすると言えば猛反対するでしょう。

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そして、申し立ての時に家族全員の同意がない場合には、家庭内の金銭トラブルがあると見做されて後見人に家族が任命される事はないそうです。

つまり、うちの場合はおそらく第三者である弁護士さんに後見人として手数料を払い、母の預金の管理をお願いすることになることが予想できました。

手数料はかかりますが、それでも娘たちの目の届かないところで母が父に預金を取り上げられて、真っ当な生活を送れなくなるよりはマシです。

姉と私は父との話し合いの前に、先ずは裁判所に後見人申立てのための書類を貰いに行きました。

そしてその後、父が再発行手続きをしてしまった母の預金通帳とカードの発見手続きをするために、実家の最寄駅で母と待ち合わせをしていました。

しかし、裁判所へ向かう途中、父からメールが届きます。

「○時に××駅、承知した。マイナンバーカードを持ってくること」

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姉と私が駅で待ち合わせをしていたのは母とだけです。

なのに、父は母と私たちが銀行へ行くことを嗅ぎつけて同行しようとしています。

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しかも、母のマイナンバーカードを持って来させて手に入れようとしている気配までしています。

母のマイナンバーカードは既に父が再発行手続きをしたのに、発行されるまでに時間がかかるので待ちきれないのでしょう。

姉と私は、あまりにも母の預金を手に入れたい気持ちがあからさまな父に、話し合う前から既にうんざりした気持ちで一杯になりました。

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ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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