<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:40
プロフィール:50歳の夫と二人暮らしの主婦です。
夏はししとうや唐辛子が美味しい季節。
辛いものが大好きな私は、青唐辛子を大量に使った漬物づくりに挑戦しました。
大量の青唐辛子を刻み、麹と醤油と一緒に梅酒用の大きな瓶に漬けたのですが...まさかあんな痛い思いをするなんて思ってもいませんでした。
漬物作りがひと段落した後、手に違和感が...。
やけにピリピリします。
ピリピはすぐにビリビリになり、やがて耐えられない痛みになりました。
感覚としては「痛い」と言うより「熱い」に近く、特に指が燃えるように熱くなり千切れるかと思うくらいでした。
保冷剤を握り締めたり氷水に手を浸けていると痛みや熱さは感じなくなるのですが、少しでも手の温度が上がると途端に焼けるような痛みが襲ってきます。
インターネットで調べて出てきた対処法は全部試してみました。
「メイク落としオイルや食用の油で洗う」
「コーヒーのカスで擦る」
「重曹を水で溶いて洗う」
「弱アルカリ性の洗剤や石鹸が効く」
「緑茶にひたす」
「牛乳にひたす」
「アルコールで拭き取る」
「歯磨き粉でこすり取る」
などなど効きそうなものから怪しげなものまでさまざまな情報がありましたが、青唐辛子に触ってから時間が経ってしまったせいか、どれも全く効きません。
痛み止めの薬を飲むことも考えましたが、病気でもないのにこんなことで...と飲む気になれませんでした。
夜なので病院も開いていません。
焼けるような指の痛みは3時間以上経っても一向に治まる気配がありません。
むしろ酷くなる一方で、痛いのはもちろん辛いのですが、お湯に触れると痛みが増すためお風呂やシャワーには入れません。
青唐辛子の成分がついた指で他を触ったら、その部分も痛くなるのではないかと思うと顔も洗えません。
保冷剤を離すと痛くなるので、冷たい水でお皿を洗う以外の家事は何もできない状態だったのも辛かったです。
何よりも困ったのがコンタクトレンズ。
もし目に青唐辛子の成分が入ったらと思うと、恐ろしくて手で外すことはできません。
仕方なく夫に外してもらおうとしましたが、夫の視力は2.0。
コンタクトとは無縁の人生で、私が外してくれと頼んでも怖い怖いと言います。
しかしコンタクトをしたままでは眠れず、嫌がる夫に頼んでなんとか外してもらいました。
結局その晩は、大きい保冷剤をタオルで手に巻き付けたまま寝ました。
幸いなことに一晩寝たら翌朝には痛みはひいていたのでとてもホッとしました。
インターネットを見ると、痛みが3日間続くといった恐ろしいことも書いてあったのでビビっていましたが...。
今までも唐辛子の刺激でちょっと手がピリピリした事はありましたが、ここまでのことになってしまったのは初めてのことです。
やはり、あまりにもたくさんの量を一度に扱ったのが原因だったのでしょうか。
ちなみにできあがった漬物はとってもおいしく、懲りずにまた作りたいと思いました。
でも次回はゴム手袋をして、包丁ではなくキッチンバサミを使い、絶対に青唐辛子には触らないようにしようと思います。
とってもおいしい青唐辛子ですが、みなさまもくれぐれもご注意ください。
関連の体験記:あなた、母親の自覚はあるの? 長女が「17歳で出産した孫」を家族で育てている我が家だけど...
関連の体験記:珍しく連絡のあった義母が「お金を貸して」。妻が問いただすと「衝撃の理由」が...⁉
関連の体験記:「そんな気ないぞ、俺は」母が亡くなり一人暮らしの89歳父。兄夫婦との同居を断る「意外な理由」は...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。