いい年なのに、自論を曲げずにすぐ怒る...。塾の事務のバイトをしていた私が遭遇した「とんでも講師」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:40
プロフィール:夫とふたり暮らしの40歳主婦です。

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以前、スーパーで高齢男性が若い母親に「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ!」 と発言したことがSNSで話題になりましたが、キレやすい老人という話題はよく耳にしますよね。

この話を聞いて、学生時代のアルバイト先での出来事を思い出しました。

私は当時20歳で、塾の事務をしていました。

その塾の非常勤講師だった60歳前後の数学講師の男性は、些細な会話の中からマイナスなことを探してわざわざ指摘するような人でした。

しかもほとんどが的外れな「思い込み」です。

例えば、自転車で来る生徒が増えたという話をしていた時のことです。

「うちの母はいまだに自転車に乗れないんですよ」

話題の一つ程度の気持ちで私が話すと、彼が目を吊り上げて言ってきました。

「そんなんじゃ買い物にも行けない、主婦失格だ!」

...いったい、何を根拠に「失格」などと言うのでしょう。

ちなみに母が住む家からはスーパーもドラッグストアも徒歩3分以内のところにあり、またどちらにも駐輪場がありません。

そもそも自転車では行けないし、自転車に乗る必要がないことを話しても「買い物は普通、自転車で行くもんだ」と、根拠不明な自論を言い張ります。

自分のことならまだしも、家族のことを悪く言われてとても嫌な気持ちになりました。

また、女性事務員が結婚する時も、お相手の男性が会社員をしながら趣味で演劇をしているということを聞くやいなや会話に割り込んできました。

「売れない役者なんかと結婚して大丈夫なのかね、男運がないんじゃないか」

趣味でやっているのだし、仮にそうだとしても、本人の前で言うことですか?

後から聞くと、お相手はかなり有名な大企業にお勤めで、演劇活動は完全な趣味。

私たちが旅行やスポーツクラブに行くのと同じような感覚でやっているとのこと。

プレゼンや発表では演劇のスキルが生かされているようで、将来が期待されている有望な方だということでした。

その数学講師の男性は案の定、生徒からも評判が悪く、そのうち退職しましたが、暇だったのか友達がおらずやることがなかったのか、辞めてからもちょくちょく塾の事務室に顔を出していました。

そんなある日、自分のメールアドレス宛に英文のメールが来たので、英語の辞書を貸してくれと言って事務室にやってきました。

事務室には辞書がないことを伝えると「学習塾なのに辞書がないとは何事だ!」と怒り出しました。

そんなに辞書が必要ならば講師室に行ったり英語講師に聞いたりすればいいものを、他の講師とは仲が悪く相手にされないので事務室に来たようです。

「お前が訳せ! 大学生ならばわかるだろう、訳すまでは帰らない」

八つ当たりとしか言いようのないことを言い張って帰りません。

私も仕事中で他にやることがたくさんあったので困ってしまいました。

さすがに見かねた事務長が間に入って話してくれて、その後は塾に来ることはなくなったのでほっとしました。

もう20年くらい前のことですが、ニュースなどで妙な言いがかりをつけてトラブルを起こしている人を見ると、いつの時代も困った人はいるものなんだなと思います。

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