<この体験記を書いた人>
ペンネーム:よる
性別:女
年齢:42
プロフィール:節約好きの主婦です。お金をためて船の旅に家族で行くのが目標です。
独身時代はエステに行ったり、化粧品にお金をかけたりできていましたが、結婚して専業主婦になってからは、なかなか自分の美容にお金をかけることも無くなっていました。
そんな私にはちょっとした夢があります。
お金を貯めて、主人が退職して時間の余裕が出来たら家族で船で旅行すること。
それもあって、節約してお金を貯めているので、お洒落はどうしても後回しになっていました。
優先順位をつけて主婦として頑張っている自負はあっても、女性としてと考えた時に、心の中でコンプレックスを感じていました。
やっぱり、女ならいつまでも綺麗でいたいと思いますよね。
そんな時、主人が参加する仕事関係の飲み会に、若い後輩の女性も同席していることを知りました。
その女の子は写真も見たことがあり、主人から話を聞いて感じのいい人だと思っていた人でした。
しかし、その女の子が主人のプライベートのLINEを聞いてきて、仕事の相談をしたいと言っているようなのです。
女目線で見ると、主人に気があるような振る舞い...。
主人にそれを言ってもまったく危機感を持っておらず「考えすぎだよ」といいます。
鈍すぎる主人に腹が立ってしまい怒鳴ってしまい、その後も、イライラが収まらず、1週間くらい冷たく当たってしまいました。
主人が悪いことをしたわけではないので、ただの八つ当たり。
私より若くて綺麗で、稼いだお金を好きなように使える彼女に、きっと私は嫉妬していたんだと思います。
冷静になってそのことに気が付くと、自己嫌悪で落ち込みました。
そんな時、主人は様子のおかしい私に気がつき、話す時間を作ってくれました。
嫉妬してしまったことを正直に話すと、主人はただ話を聞いてくれて、それだけのことなのに気持ちが軽くなりました。
そして次の日、なんと主人が花束を買って帰ってきてくれたのです。
そんなことは結婚してから初めてだったのですごく驚きました。
花屋さんで私の好きな暖色系の花を選んでくれた彼を想像すると温かい気持ちになりました。
たまたまかもしれないのですが、私の好みを知っていてくれているのだなという安心感も持つことが出来ました。
「結婚して、こんなに経つのに嫉妬してくれたことを愛しく思うよ」
花束を渡す時、主人はそう言ってくれました。
そんなことをサラッと言ってくれる主人はやっぱり素敵で、私自身のダメなところや汚い部分も受け入れてくれる主人の優しさに感動して涙が止まりませんでした。
イライラしてぶつかってしまう時もあるけれど、この人を選んでホントに良かったと改めて思いました。
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