身近にあった! ズボラな私にぴったりの「遺言書の相談」場所は...⁉/義叔母の遺言書(2)

認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の二人を在宅介護するバニラファッジさん。未婚で子どものいないおばさんから「遺産を託すために、遺言書を作りたい」とお願いされ、重い腰を上げたバニラファッジさんでしたが...⁉

前回の記事:「遺言書を作りたいの」義叔母から頼まれた「弁護士の手配」を先延ばしにしていたら...⁉

おばさんが元気に退院できたので、おばさんの意思を確認しつつ、今度はテキパキと遺言書の作成を進めたいと思いました。

が、どうしていいかわからない。

そんな悩みを実家の姉にしてみたら...

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これは、9年前の我が家でのケースですが、姉から信託銀行の信託業務のなかに<遺言信託>という項目があることを教えてもらいました。

<遺言信託>は、遺言相談から遺言公正証書の作成、保管、管理、最後の引き渡しまでずっとマネジメントしてももらえるようです。

ズボラな私にはぴったりの管理コース。

しかし、田舎ゆえ都市銀行が近くにありません。

さらにインターネットで調べてみると、農協が農中信託銀行の代理店だと判明。

おらが町なら農協は身近も身近。

さっそくおばさんにも報告しました。

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入院中、おばさんにせん妄(認知症に似た症状で、意識障害が起こり、頭が混乱した状態)のような症状が出たため不安になるのもわかります。

遺言書は認知症が発症してからでは作れないのです。

そしていよいよ、初めての相談日。

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遺言書があれば、財産を全部寄付したいという故人の意思なども親族に文句言わせずできるそうです。

おばさんのお金の管理は、ほとんど私に任されていたので、不動産や有価証券に関しての必要な書類は簡単に揃えることができました。

人のお金や財産を調べるのは、ややもすると気まずくなりますが、我が家は日頃のコミュニケーションが功を奏し、おばさんの遺言書作りは、さくさくと進んでいきました。

(つづく)

【次のエピソード】体調が悪化し、ついに要介護5に...。そんな義叔母の「心の支え」はやっぱり...⁉/義叔母の遺言書(3)

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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バニラファッジ

夫と3人の子ども、義母と義母の妹(おばさん)の7人家族の日々を描いた大人気ブログ「7人家族の真ん中で。」の管理人さん。身体は丈夫だけれど、認知症で毒舌な義母(2016年に他界)と、頭はしっかりしているけど、リウマチと骨粗鬆症で車いす生活のおばさん(2015年に他界)との「在宅介護の日々」を、あれこれ思い出しながら描いていきます。著書に『スーパー嫁の汗と笑いの在宅介護: お義母さん!トイレはこっちです』『7人家族の真ん中で。』『91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます』など。

毎日更新!バニラファッジさんのブログ

「7人家族の真ん中で。」

家族に猫ちゃん…クスッとするエピソード満載です‼

コメント一覧

我が家も間もなく夫の定年、子供もいない我が家の場合、コツコツ貯めてきた財産が互いの兄弟に行くのは阻止して残った方に全額渡したいと考えていました。そのためには夫婦でも遺言を作らねばならないと考えています。弁護士、行政書士、信託銀行など、どこに頼むか思案中ですが結構費用がかかるとのことで自分でするか?で悩んでいます。年取って認知症になったらその手続きもままならず。。元気なうちに考えて対策をしようとファッジさんの記事を読んで決意しました。
「まだらぼけ」の間は遺言作れます。 あと、銀行さんは営業力ありますが、知識は浅いです。銀行の遺言信託で泣きを見る方もいます。

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