認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の二人を在宅介護するバニラファッジさん。未婚で子どものいないおばさんから「遺産を託すために、遺言書を作りたい」とお願いされ、重い腰を上げたバニラファッジさんでしたが...⁉
前回の記事:身近にあった! ズボラな私にぴったりの「遺言書の相談」場所は...⁉/義叔母の遺言書(2)
遺言書の作成がさくさくと進行するのと反比例して、おばさんの体調がみるみる悪化していきました。
退院後は、リウマチ独特の関節の痛みや腫れが和らいだように見えましたが、それと入れ替わるように手指のしびれが強くなり、物が持てなくなってきました。
そして...
少し身体を動かすだけで、全身に痛みがピリピリと走るようになりました。
おばさんは用意した食事をいつも「おいしいおいしい」と言って食べてくれました。
それだけでも介護する私は大きな励みになるのですが、どんどん食べる量も減っていきました。
リウマチの薬の副作用で骨粗鬆症がすすみ全身のあちこちに圧迫骨折がおきていました。
頸椎の神経も圧迫されていて、痛みや手足のしびれもそこからきていました。
そして、ついにおばさんは要介護5になってしまいました。
おばさんは「無事遺言書ができるまでは絶対に死ねないと。」と宣言し、大好きな嵐の出る番組をを心の支えに、日々痛みと戦っていました。
(つづく)
【次のエピソード】遺言書の内容確認の日。我が家の愛猫がもたらしてくれた「うれしい効果」/義叔母の遺言書(4)
【最初から読む】姑と姑妹を在宅介護。両者の「紙おむつ」にまつわる葛藤/バニラファッジ
【まとめ読み】義母と義叔母のダブル介護!バニラファッジさんの記事リスト
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。