<この体験記を書いた人>
ペンネーム:おこめ
性別:女
年齢:45
プロフィール:夫・子供二人・派遣社員で失業中です。
親友ぶってずうずうしい旦那の女友達Mさんの話です。
旦那とは学生時代の友人だそうで、旦那と出会ってすぐに(14年前)紹介してもらいました。
すごくフレンドリーに接してくれるので初めはいい人とは思っていました。
しかし結婚するまでの2年間、数回会う中で会うたびにずうずうしくなるMさんに苦手意識が芽生えました。
待ち合わせのために電話をすると(うちがコンビニに近いから)「タバコ買っておいて」と言いお金を払わなかったり、当時同棲していた私達のうちに遊びに来て、「これ貸して!」とDVDを借りていって返さなかったり。
Mさんが女友達と飲んで終電を逃した時に、当時彼氏だった旦那に「ごめーん! 迎えに来て」と夜中に電話をかけてきたこともありました。
もちろん行きませんでしたけど。
結婚してから我が家には子供が生まれ、Mさんも結婚したので距離ができホッとしていました。
しかしあれは6年前(私39歳)の話。
友達4家族と近所の公園で花見をしました。
私以外はみな高校生からの付き合いの4家族です。
みなさんは定期的に会っていたそうですが、うちは家が遠いこともあり久しぶりに会いました。
うちは旦那は不在だったのですが、私と息子と娘3人で参加しました。
結婚したのが早かったうちは子供の中で1番年上(小6と小4)。
そしてMさんの娘さんは一番年下(年少さん)でした。
他のお子さんたちは小3から小1くらい。
私は久しぶりに会ってもやっぱり苦手なMさんなので、一番遠い場所をキープして、みんなでわいわい飲んで食べていました。
久しぶりに会った子供達ですが、すぐに意気投合。
お腹がいっぱいになった頃、うちの息子がリーダーシップを取り、子供達だけで目の前の公園で遊んでいました。
しばらく遊んでいたのですが、ちょっと離れた遊具に遊びに行こう! という話になったみたいです。
「行ってきていい?」と子供達。
もちろんうちは子供が大きいので心配はなかったので、一応「みんなんちは平気?」と聞くと「大丈夫よ!」と。
一応年長者なので、うちの息子と娘に「何かあったらどっちか呼びに来てね!」と言って送り出しました。
そうしてまた、私たちは飲んでいたのですが、久しぶりに会ったので積もる話もあり、おしゃべりが止まりません。
本当に楽しかったです。
そんな中、Mさんが、小さい娘が心配になったのか「うちの子大丈夫かな?」と騒ぎ出しました。
まわりの友達が「大丈夫だよ」と言っても止まらず、何度も何度も周りの友達に聞いていて、そしてついに一番遠くに座っている私に聞いてきたのです。
「ねー、○○子(私)うちの子大丈夫かな?」
知らねーよって心で言いながら「大丈夫でしょー」と他の友達と同じ返事をする私。
でも、何度も何度も「大丈夫かな?」目をウルウルさせるMさん。
可愛い子ぶりっ子でもしてるのでしょうか?
「心配ならそんなに飲めないでしょ⁉」と言ってやりたいけど、我慢我慢。
そして心配はしていても、自分で見に行く様子はなし...。
騒ぎ出して15分程過ぎても、私に聞いてくるのをやめません。
「大丈夫じゃん」と答えるんですが、次に聞いてきた言葉が、「ねー○○君(うちの息子)と○○ちゃん(うちの娘)、面倒見れてるのかな?」と聞いてくるのです。
「え?」と困惑する私。
なんですと! と、きっと顔に出てしまっていました。
小6と小4のうちの子はベビーシッターでも何でもないよ! Mさんちの子に何かあったらうちの子の責任にするのか? 心の中で葛藤する私。
そして、いつも甘やかされた立場にいるMさんは、要するに「私に見て来い」と言っているようでした。
かちーん!!!!
私の顔が強張りました、もう我慢の限界!
息を吸って声を出そうとした瞬間、Mさんの旦那が「心配ならお前が見てこい!」怒鳴ってくれました。
「ごめんね、○○子ちゃん。心配なんだろ? 早くいくぞ!」
私に謝った後、Mさんの手を引っ張る旦那さん。
やばいって顔して「あ! うんうん、大丈夫だよねー」とまだ動こうとしないMさんの首根っこを捕まえて、夫婦で子供たちの様子を見に行きました。
最終的にMさんの旦那さんのおかげでスッキリしましたが、あれ以来Mさん家とはお付き合いしていません。
関連の体験記:「あの名前、良くないんだよー」クラス全員の「姓名判断」をして得意気に批判するママ友...
関連の体験記:我が家への「お泊り」をせがむ娘の同級生。面識のない母親に「連絡先の交換」をお願いしたら...⁉
関連の体験記:確かに公園に近いし、自転車も置けるけど...。我が家がママ友たちの「たまり場」化してしまい...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。