<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みぃや
性別:女
年齢:47
プロフィール:23歳で授かり婚をして、4人の子供に恵まれるも12年ほどで離婚。親権を初めは男の子2人を元主人が、女の子2人を私がという形で分ける。現在は子供もみな独立し、孫も2人いる。
事の始まりは、私が20代後半で3人目がお腹にいる頃です。
当時の主人は、どこで知り合ったのかわかりませんが、若い女の子と浮気をしていました。
浮気を察した私が携帯電話を貸してというと、「貸さない」の一点張り。
すったもんだの末、何とか取り上げることに成功したと思いきや、私が携帯電話を開く間に横からかすめ取り、携帯電話を真っ二つにへし折ってしまいました。
当然携帯電話は使い物になりません。
結局買い替えたのですが、またも浮気相手と連絡を取っているところを目撃。
今度こそ尻尾をつかんだと、携帯電話を奪い取ろうとしましたが、逆切れした主人は携帯電話をまたまた真っ二つにへし折りました。
こうした行いは携帯電話に対してだけで、私へのDVなどはなかったものの、さすがに怖かったです。
元主人に携帯電話の買い替えなどでお金がかかることだけは文句を言いましたが、本心では「この人は、八つ当たりする矛先を間違えてる」と思いました。
新聞などの紙をびりびりに破くぐらいにしてほしい...と私は思ったのです。
浮気はするほうも悪いけれど、されるほうも悪いと聞いたことがありますから、私は「浮気をしたこと」については、とやかく言うつもりはありません。
ただ、二度も続けて携帯をへし折ったことが気に食わなかったのです。
その後いろいろありましたが、主人と私は結婚後12年ほどで離婚しました。
「元」がついた主人は離婚後半年もしないうちに新たな奥さんをもらい、最初はうちの長男と次男と4人で暮らしていました。
後妻さんはとてもいい人で、安心して子供たちを任せられました。
再婚して2年後には後妻さんとの間に子供が生まれたのですが、長男は新しい生活になじめずに私のもとに来たので、私が引きとることになりました。
それから3年後ほどでもう1人、元主人に子供ができました。
長男の代わりにと言っては変ですが、うちにいた次女が「下の子がかわいいから」と元主人のもとに出て行きました。
ですから、元夫は最終的に新たにできた2人の子供と、私との間に生まれた次女、次男の6人家族で暮らしていました。
ある時、次女からLINEが入りました。
社宅で猫を飼っていたのがばれて、殺処分するか、里親を探せと上司に言われたそうなのです。
そしてそれを聞いた元主人が腹を立てて、また携帯電話を真っ二つにへし折ったとか。
私は浮気事件の時に免疫がありますが、ほかの家族はさぞかしびっくりしたと思います。
携帯電話だってそう安い代物ではないのだし、たびたび八つ当たりで壊されるのも迷惑。
しかし、また携帯電話なの? と呆れてしまいました。
元主人のこの悪癖。
いつまで続くのか...別れてもなお気になります。
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