私たち「共働きアラカン夫婦」の家計が激変! コロナで外食中心の生活が一変した結果...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ウジさん
性別:男
年齢:58
プロフィール:妻(56歳)と共働きの公務員(58歳)です。職場の同僚とランチを摂るのが楽しみでしたが、コロナで生活が一変です。

私たち「共働きアラカン夫婦」の家計が激変! コロナで外食中心の生活が一変した結果...⁉ 15.jpg

「驚いたな、こんなに違うなんて...」

「どれだけ贅沢してたかって話よね」

妻(56歳)とクレジットカードの請求をまじまじと見つめました。

明らかに請求額がいつもの月より少ないのです。

そもそも始まりはコロナ騒ぎでした。

妻とは同じ役場に勤める共働きです。

2人暮らしの気楽さで、朝は適当に済ませ、昼はお互いに同僚と役場近くの店で摂り、ちょっと帰りが遅くなると面倒だからと外食に出るということが多い私たち。

家で食事を作るのは週に数えるほどでした。

しかしこの4月からは生活が一変、新型コロナウイルスの影響で近所の店は休業ばかり、同僚もすっかり弁当生活です。

夜の外食も難しくなり、対応を迫られました。

「こうなったら徹底的に内食にしてみるか」

「そうね、いい機会かもね」

妻共々一念発起、台所に立つ生活を始めました。

どうせやるならと買い物から見直しました。

今まではいつ使うともしれないので、何を買うにも1回分で高くついていたようです。

「へえ、こんなに違うんだ、大きなパックだと」

大容量の安売りの肉を買い、小分けにして冷凍にしたり、シチューやカレーにしたりして日持ちさせるように心がけました。

野菜も大袋で購入し、すぐ使えるように刻んで小分けにして冷凍するとよいと聞いたので、夕食の際はさっと炒めて副菜に重宝しました。

妻の実家から例年大量にもらうタケノコも、今年は職場でのおすそ分けはそこそこに、煮物を作り常備菜として食卓や弁当に彩りを添えました。

弁当も最初は凝ったものを作っていましたが、のり弁スタイルが楽だと同僚に聞き、朝食のご飯を多めに炊き、タッパーの底に敷き詰めてノリを載せ、夕食の残りや朝食の一部を適当に並べると、なかなかうまそうな弁当になりました。

生来乗りやすい性格も幸いし、だんだん面白くなってきて、煮物の野菜を天ぷらに(味が付いているので何も付けなくてもいける)して楽しみました。

また、タケノコと鶏肉、ニンジンで筑前煮を作る時は、一部を取り出してバターで炒めてトマト風味にしてもいけることを発見。

いくつか失敗も交えつつ、バラエティを増やしていきました。

1カ月過ぎるころには、すっかり「我が家の新しい生活様式」が定着しました。

外食できる場所やテイクアウトもかなり増えてきていましたが、平日に外食することはなくなり、休日にお出かけがてらに立ち寄るぐらいになっていました。

そして2カ月過ぎ、明らかに食費が減ってきていました。

昼も夜も外食だと2人で1日に4000円以上かかりますが、今ではこの金額は4日分の食費です。

改めて計算してみると2人で6、7万だった月の食費が、4万円を切るまでに激減していました。

まだまだコロナには油断ができない状況ですが、「我が家の食生活」に限ってはコロナ様々です。

コロナが収束した後も、「我が家の新しい生活様式」は続けようと誓い合っている2人です。

関連の体験記:家計を握り、私を一切関与させない48歳夫。ある日「残高不足」を知らせるハガキが届いて...
関連の体験記:「抱っこさせてくれるの?」名家に嫁ぎ、劣等感にまみれた私の前で、初孫を抱いて涙ぐんだ義母
関連の体験記:「お嫁さんがかわいそうよ」頑なに同居を拒む母に、兄夫婦が思いついた「ほっこりする暮らし」

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP