「膝の痛み」を理由に、自営の食堂の仕事を押しつけてくる義母。注意してくれない義父にも不信感が...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:43
プロフィール:会社員の夫と高校生と中学生の子供2人の4人家族。夫の実家の食堂を手伝っている主婦。

「膝の痛み」を理由に、自営の食堂の仕事を押しつけてくる義母。注意してくれない義父にも不信感が... pixta_42017420_S.jpg

我が家は主人(46歳)と長女(17歳)、長男(12歳)の4人家族です。

私たち家族は主人の実家で義父(71歳)、義母(67歳)、独身の義兄(46歳)と半同居をしています。

住まいの1階で義父母と義兄が食堂を営んでいて、私も結婚当初は店を手伝っていましたが、出産を機に店の手伝いはしなくなりました。

しかし、長男が2歳になると、義母が「膝が痛くて店に出るのが辛い」と言い出したため、ランチタイムだけ手伝うことに...。

義母は、近所の整形外科に毎日通っています。

社交的な性格もあり、顔馴染みがたくさんできて楽しいらしく、毎朝診察の始まる30分前から病院に行き、帰ってくるのはランチタイムの始まる11時半ぎりぎり。

そこから14時半まで、子供たちの面倒を見てくれますが、お昼ご飯を食べさせた後は、ほとんど子供たちと一緒に昼寝をしているだけ。

その後、夕方5時の営業まで休憩や仕込みの時間になると、スイミングをしにスポーツジムに行きます。

義父や義兄が「『膝が痛くて仕方がない』と言うわりにはアクティブだね」と嫌味を言うと「スイミングは膝の痛みを緩和するから医者に勧められたんだ」と反論してきます。

しかし、いそいそと出かける姿を見ると、本当に痛いのか疑問に思う程でした。

その後、子供達が幼稚園に通うようになると「膝に溜まっている水を抜く手術がしたい」と言い出し、家族が反対するのも聞かず、勝手に入院の手続きをしてきました。

仕方なく、私が夜の忙しい時間も店に出ることに...。

その時期の私は、朝主人や子供たちを送り出し、急いで洗濯や掃除を済ませて店の仕事。

そして子供たちが帰ってきたら、世話をしながら店の仕事をしました。

夕飯の忙しい時間が終わると、大急ぎでお風呂に入れ、寝かしつけ、主人の夕飯の支度と家事で、寝るのはいつも深夜です。

自分の自由な時間は全く取れず、睡眠時間は平均4時間で毎日クタクタでした。

義母は退院してからも、私が子供たちのことで予定がある時しか店には出なくなりました。

私が店に出られない日はとても機嫌が悪くなり、嫌味の連発で雰囲気は最悪。

ママ友にランチや飲み会に誘われても、義母の機嫌が悪くなると面倒なので、行きたくても我慢していました。

最近は子供たちも大きくなったのでだいぶ楽にはなりましたが、先日、膝の関節を人工関節にする手術をテレビで見た義母は、通院している整形外科で人工関節にしたいと切望したようです。

医者からは「そこまでする必要はない」と言われたのにしつこくお願いをして、大学病院で手術をするための紹介状をもらってきました。

そして、誰にも相談せず、今後一切店の仕事はしない宣言です。

私は「膝が痛くて店に出られない」と言いながら、友達との旅行や町内の旅行には嬉々として出かける義母にずっとモヤモヤしていました。

しかし、自ら膝の手術を決めてきた義母の神経も分かりませんが、もっと分からないのは義父と義兄です。

私がクタクタになっているのに、義父と義兄はひと言も義母に「働きなさい」とは言わず、必要もないのに人工関節の手術をしようとした時も、止めませんでした。

いったい義父たちは何を考えているのでしょう。

私には理解できない何かがあるから、義母のありえない暴走も受け入れているのでしょうか?

義理とはいえ、長年家族として過ごした彼らのことが分からなくなってしまいました。

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