こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。
義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:義父と義母が正面衝突⁉「わが家の介護」を大きく変えることになる大事件が発生!
トイレから出ようとした義父。
そしてその義父の後追いをしていた義母。
二人は運悪く鉢合わせしてしまい、もつれ込むように転倒してしまいました。
その日は一晩、ベッドから起き上がれず心配しましたが、翌朝には落ち着いたのか痛がりながらも何とか1階にゆっくり下ろすことが出来ました。
しかしいつもは食欲旺盛な義母が
朝食に全く手を付けないのです。
その上顔色も悪く、表情もさえません。
そこで義母がお世話になっている糖尿内科の先生に昨日の転倒のいきさつから説明し、指示を仰ぐことにしました。
すると「全身状態は気がかりだけど、まずは整形外科で診てもらってください。それから必要であれば診察します。」とのこと。
様々な病院にかかっている義父と違って義母は整形外科とはなじみがありませんでしたが、義父がお世話になっているワダ整形へ車に乗せて連れて行くことにしました。
親せきから譲ってもらった車いすが家にあり本当に助かりました。
困難をきわめつつ台に上がりすぐにレントゲン撮影した結果
出された診断は『腰椎圧迫骨折』でした。
これは骨がもろくなった高齢者にはありがちな骨折で、脊髄の一部が外部からの圧迫などでつぶれることにより起きるのだそうです。
ただ、一度潰れてしまった骨を元に戻すことは難しく治療はせいぜい痛み止めの投与ぐらい。
あとは時間薬といったところでしょうか?
これまた難しい注文ですなぁ。
そして、今後は週2回の痛み止めの注射をうつため、先生が往診してくださることになりました。
痛がる義母を病院まで連れて行くのも大騒ぎですもの。
本当にありがたいことです。
先生にお礼を言って、この日はひとまず家に帰っていったのですが...。
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