<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ヒミコ
性別:女
年齢:47
プロフィール:パート主婦。2人の子供と同い年の夫の4人家族です。
社交的な友人からの頼み事にウンザリしています。
彼女は知り合いが多く、会えばいつも誰かの噂話をしているタイプ。
噂話を聞かされるだけならよいのですが、彼女と会うのを躊躇する理由は、話すのが「噂話だけ」じゃないからなんです。
「子供服を買うなら、あの人の店で買ってあげて」
「あの人がノルマ達成できず悩んでいるから買ってあげて」
「お中元はあの人がパートしている店で買ってあげてくれない?」
「友達が店をオープンしたから是非行ってあげて」
こんな風に、知り合いへの協力を私に頼んでくるのです。
顔が広い人なので、おそらく多くの知合いから人集めを頼まれているのでしょう。
そして気前よく引き受けているようで、色んな人にどんどん勧めています。
「近くに寄ったらね」とか「また考えとくね」などとやんわりとごまかしているのですが、後日バッタリ会うと「購入した?」や「行ってみてどうだった?」と確認されます。
本当に良いものや、自分の欲しいものなら考えますが、そうではないから困ります。
第一、本人が本当に気に入っている「良いもの」を勧めているわけではなく、「知り合いの利益」や「客集め」のためだけにやっているのですから、どうしても利用されている感じがしてしまうんです。
頼まれるだけで気が重くて、なるべく顔をあわさないようにしたいのですが、友人は近所に住んでいるので、よくスーパーなどで会ってしまいます。
そして、そうやってコソコソ行動する自分が嫌になってしまいます。
それでも友人ですから、勧められた店に行ってみたことも何度かあります。
その時は想像以上に高い品物しかありませんでしたが、何も買わずに帰るのも気が引けて無理に購入したものの、後々までモヤモヤしました。
正直に「高くて買えなかった」と言う勇気を私が持てなかったのがいけないのですが......。
「キッパリとお金がないとか、いきつけの店があるなどと言えばいいのに」
夫に相談するとこう言われましたが、子供同士が同じ学校ですし、近所に住んでいるため今後も付き合いがあるので、気まずい思いをしたくないです。
先日は知り合いが活動しているらしい合唱団のコンサートも勧められました。
観客席を埋めたかったようです。
時間が長いので都合がつかないとお断りしたら、「なかなか人が集まらなくて本当に困っているの」と残念そうな顔をされて、申し訳ない気持ちになりました。
演技かもしれませんが、お断りした後の友人の表情や言葉が辛くて、ますます気が重いです。
これからも営業をかけられ続けるのかと思うと気が重いです。
今後、どのようにお付き合いしていけばよいのかと悩んでいます。
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