<この体験記を書いた人>
ペンネーム:
性別:女
年齢:38
プロフィール:結婚5年目。フルタイムで働いています。
先日のことです。平日の昼間に、遠方に住む60代後半の義母から、普段はあまりチェックしないパソコンのアドレスにメールが届きました。内容は「今日は〇〇へ散歩に行きました」というもの。その時撮ったであろう風景写真も添付されていました。そして、文末には「お忙しいでしょうから返信不要です」との一言。
私はフルタイムで勤務をしているので、そのメールを確認したのは、残業を終え、ヘトヘトになって自宅に帰宅した23時過ぎでした。そして文面は読んだのですが、「返信不要」と書いてありますし、急ぎ返事をする内容ではないので、睡眠を優先。そのまま翌日も返信をせず出勤したのです。
するとその日の昼休み、夫からLINEがきました。内容は「親戚から連絡があった。母親が私からメールが返ってこなくて怒っているらしく、そのことを親戚中に電話をしていると。早々に返事をしてくれ」というもの。私は一気に青ざめました。返信不要と書いておきながら、24時間メールが返ってこなかったことに怒ったようなのです。すぐさま会社のトイレに駆け込み、スマートフォンから返事をしました。返信が遅くなった詫びと、お写真きれいですね、寒くなってきたのでご自愛ください......と。このメールに義母からの返信は特にありませんでした(返信していただくような内容でもありませんし)。
そしてその夜、夫から親戚に連絡して、様子を探ってもらいました。すると、義母はメールの返事が返ってきて機嫌がなおったとのこと! それを聞いて私は「よかった〜!」と思うと同時に緊張が緩んで脱力......。そして、「急に怒るけど、すぐに忘れるタイプだから、気にしないほうがいいよ」とありがたいアドバイスもいただきました。これで一応この一件はおさまりました。
ただ、私は本当に肝を冷やしました。義母と私のメールマナーの違い、そして時間の感覚の違いを痛感しました。
気持ちとしては、義母も昔はフルタイム勤務をしていたので、仕事中の忙しい状況を思い出してくれたらいいのにとか、私の勤務時間が長いこともご存知なので、思いやってくれないものか......というのもありました。
ですが、仕事を引退し、自分の時間がたっぷりできた義母がメールの返信を待つ時間は、私が感じる時間の流れと違い、とてもとても長く感じることも予想できました。
それからは、義母から私のパソコンメール宛にメールがきていないか、また来ていたときには5時間以内に返信しなければ!とこまめにチェックしています。正直疲れます......。
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