<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みぃや
性別:女
年齢:47
プロフィール:23歳で結婚し4児に恵まれるも10年で破局。子供たちも手を離れ独身。S子とは仕事先で知り合い仲良しに。
恋人と遠距離恋愛中のS子(46歳)には、S子のことが好きで好きでたまらない男性の友人M(49歳)がいます。
今、S子は一時的に入院しているのですが、飼い猫の世話をする必要があり、近くに住んでいるMに家の鍵を預けて、猫の面倒を見てもらっています。
MはS子のことがとても好きで、それはいいとしても関係を勘違いしている節があります。
友達に「俺の彼女」と言って紹介したり、S子のメガネがMの過失で壊れた時には、一緒にお店に行って「ちょっと妻のメガネを壊してしまいまして......」と、堂々と『俺のモノ』発言をするような人物です。
私はS子に常々「Mを勘違いさせないよう言動を気をつけて」と言っているのですが、S子は「猫を人質に取られているから」などと言って何も言い返さず、Mの言いたい放題にさせていました。
そんなMは今住んでいるマンションからの退去を考えているそうで、「どうせだったらS子と一緒に住もう」と考えているようです。
Mの「2人で暮らしたら、ああしようこうしよう」という話に、S子はその気もないのにとりあえずのうやむやな返事をしては、後から私にMからあんなこと言われた、こんなこと言っていると、私に愚痴の電話をかけてきます。
「そんなに嫌なら、嫌だとはっきり言えばいいのに」というと、猫を人質に取られているから...ともごもご。
MはそんなS子の気持ちを知りもせず、市営住宅に一緒に住むつもりで申し込みをしようとしています。
猫がいるから市営住宅は駄目だと思うよ、とS子が最大限の抵抗をしたといいますが、隠れて飼っている人もいると言って聞く耳を持たなかったそうです。
MはS子が言いなりになると思い込んでいるので、S子の持っている家具は新生活にはなじまないから捨てようとか、市営住宅は広いから、猫ものびのびできるとか、もう、妄想も膨らみ放題。
そんな中、足腰が弱ってきてたS子の父が、S子には別の彼氏がいることを分かっているはずなのに、Mに電話で「S子をよろしく頼みます」といったものだから、もう大変。
Mは「俺がいなければS子は何にもできないんだ、やっぱりS子には俺しかいない」などと言いだしました。
「あの彼氏にはS子を幸せにする力はないよな」なんて勝手に思い込んでいます。
S子は私には「私と彼氏の関係の何がわかるというのさ」と言ってきますが、Mには言うことができないんです。
先日、S子の入院中に新しいスマホが届き、機械音痴のS子は調子に乗られてしまうのを分かっていながらMに助けを求めました。
古いスマホから新しいスマホへのデータ移行をお願いしたそうです。
無事にデータ移行を済ませてMが持ってきてくれたのだそうですが...渡された後に、MからS子に電話がかかってきて「『ダーリン』って何だよ。連絡先消しておいたからな」と、なんとS子の彼氏の連絡先を勝手に消去したというのです。
S子は念のため彼氏の連絡先は別にメモを取っておいたので、実質的な被害はなかったと言いますが、S子は「あの野郎!」と怒っていました。
本当に、嫌なら嫌と言う、ひどいことをされたら文句を言うを徹底しないととんでもないことになりそうです。
愚痴を聞いているだけの私が...困っています。
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