<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:43
プロフィール:すれ違う人の布マスクを見るのが楽しいです!
緊急事態宣言中のことです。
現在は回復していますが、一時期いろいろなものが品薄になって大変でした。
そんなとき、義父母は生活用品を大量に買い溜めをしていました。
緊急事態宣言中でしたが、同じ市内で車で30分ほどの距離なので、様子を見に少しだけお宅に伺いったのですが、家の変わりぶりにびっくり!
家のあちこちに段ボールが山積みになっていたのです。
段ボール箱を見ると、トイレットペーパーやティッシュペーパー、小麦粉にホットケーキミックスなどなど。
緊急事態宣言中は、欲しくてもなかなか購入できないほど品薄になっていた物の段ボールが積みあがっていたのです。
「どうしたんですか?」
どうやら毎日スーパーや薬局に出かけて買い溜めをしていたようです。
また実店舗だけでなく、ネットショッピングもやっていて、品薄状態の物の在庫があれば、とにかく買っているとのこと。
私も「買い物の頻度を減らすため」に少し多めに買うということはしていました。
しかし義父母は...「ここまで買う必要はないだろう」という量なのです。
放っておいていいのかもしれませんが、義父母が買い溜めしなければ、その分、手に入る人が増えるはずです。
「ここまで買わなくても平気じゃないですか?」
「いつコロナが落ち着くか分からないし、あって困るものじゃないからいいでしょ?」
諭してみても、明らかに苛立った様子で反論されました。
情けない話ですが、私はそれ以上事を荒立てる勇気もなく、何も言い返しませんでした。
旦那も両親を咎めることなく、かといって肯定することもなく、買い溜めについては何も言いませんでした。
義両親は悪い人たちではありません。
ただ、「あって困る物じゃない」という気持ちで買い物をする傾向があり、今までも、お土産を買いすぎたり、テイクアウトのお寿司を買いすぎたりと、多めに買ってしまうのです。
しかし、ニュースでも「買い溜めはやめてほしい」、「買い物に行く頻度を減らしてほしい」という中での行動を...私は冷めた目で見てしまいました。
そして緊急事態宣言が解除されると、マスクやアルコールがだんだんとお店に戻ってきました。
マスクは一時期の高値とは比べ物にならないぐらい安くなりました。
義父母はどれだけ余計な出費をしたんだろうなぁと、そうしたニュースを見るたびに思ってしまいます。
また、ホットケーキミックスやパスタは賞味期限もあります。
普段食べない義父母が、これからどうやって処理していくんだろうなぁとも。
買い溜めしておいて良かった人もいるかもしれませんが、義父母のように意味がなかった人たちもいます。
身に染みて分かってくれたらいいな、と思ってしまいました。
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